【開幕直前特集】熊本:昨シーズンまで築いたベースを継承・継続し、さらなる上積みを目指す。

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 今年の熊本は、6年間ヘッドコーチを務めた清川浩行氏が新監督に就任。新加入は期限付き移籍からの復帰を除けば6名と少数に留めた。しかしルーキーのMF八久保颯を含め、いずれも即戦力として期待できる顔ぶれ。昨シーズンの主力だった選手が複数、移籍でチームを離れたが、各ポジションの軸は大きく変わらない編成となっている。

『+(プラス)ONE 絆 180万馬力』と発表された今年のクラブスローガンの通り、チームスタイルも「プラスワン」。つまり、小野剛前監督が率いた2年間で築いたベース、具体的には、積極的にボールを奪いに行く守備と早い切り替えからの攻撃、それを表現すべく全員がハードワークする姿勢を継承・継続しつつ、新たな上積みをはかる。

 1月17日に始動したチームは、『Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ宮崎ラウンド』での3試合をはじめ、多くのトレーニングマッチを通じて選手同士の組み合わせを試しながら、ゲーム体力を高めるとともに攻守両面の連携を深めてきた。守備においてはボールを奪う位置やタイミングを共有できるようになり、また攻撃では、ボールを持っている選手により多くの選手が関わっていくことを徹底。全体を押し上げコンパクトなゾーンを形成することによって選手間の適切な距離を生み出し、ボールを奪ってからの攻撃でも、連動してチャンスを創出する場面が増えつつある。

 今季の注目選手を挙げるなら、鳥栖からの期限付き移籍が延長となり、新たに背番号10を背負うことになったMF清武功暉が筆頭。くわえて、加入2年目を迎え持ち味が発揮できるようになってきたFW平繁龍一もプレシーズンから好調を維持している。12ゴールを挙げた齊藤和樹(磐田)が抜けた穴は大きいが、チーム全体の総合力で埋めていく狙いだ。

 結果的には13位に終わったものの、J1昇格プレーオフ進出の可能性を終盤までつないだ昨季。それによって得た自信を胸に、今シーズンは「昨年より1つでも上」(清川監督)、そしてプレーオフ進出を目指す。

   

   

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Reported by 井芹貴志



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