〔J1 1st第14節:福岡vs.広島〕プレビュー:昨季王者に新たな得点源。広島対策、どこまで徹底できるか。

  • 明治安田生命J1
  • 1st第14節
  • 福岡
  • 広島
  • レベルファイブスタジアム
  • 2016年5月29日 14:00

井原正巳監督は、25日のナビスコ杯鳥栖戦を含めたホーム4連戦(鳥栖、広島、名古屋、新潟)を「ここが正念場」と表現した。1stステージも、熊本地震の影響で延期になった6月2日の名古屋戦を含め、残り5試合。降格圏を抜け出せなくても、14位前後との勝点差を広げられないように粘り続けたい。

ホーム4連戦の初戦となった25日ナビスコ杯の鳥栖戦は、退場処分で10人となり、PKから先制点を献上するというビハインドから、後半に平井将生と城後寿のコンビネーションで鳥栖の守備を崩し、平井の鮮やかな同点弾でドローに持ち込むたくましさを見せた。ナビスコ杯で2試合連続ゴール中の平井を筆頭に、リーグ戦で先発起用が少ない選手たちが躍動したことは、間違いなくチームに好影響を与えている。井原監督も「(鳥栖戦前に)逆転負けが2試合続いたが、鳥栖戦では10人で追いついて引き分けに持ち込んだので、その悪い流れを断ち切れたと思う」と振り返る。

今節対戦する広島は、昨季のリーグ王者。今季は8位と波に乗り切れていないが、〔3-4-2-1〕という形の完成度、戦術理解度の高さは、リーグ随一と言っても過言ではないだろう。とりわけ今季リーグトップの10得点と、チーム総得点の半分以上を決めているピーター・ウタカの存在は脅威だ。彼について井原監督は「個の力はあるし、走れるし、高さもある。いきなり広島にフィットしたなという感じがある」とし、さらに「シャドーの2人、(サイドMFの)ミキッチ&柏(好文)もいやらしい。チームとしてやり方が洗練されている」と難しさを口にした。

見どころの一つは、3バックの広島に対し、福岡が同じ3バックで臨むのか、あえて前線に人数をかけられる4バックにするのかといった井原采配。福岡はターンオーバーして臨んだとは言え、鳥栖戦から中3日。短い準備期間だが、どれだけ広島対策を徹底できるかが勝敗のカギを握る。広島にボールを回される時間は長くなるかもしれないが、ウタカやバイタルエリアを動き回る2シャドーへの決定的なパスを入れさせないこと、サイドの突破に対し中央で跳ね返すことなど、さまざまなシチュエーションで守備の意思統一ができるかが、もっとも重要になるだろう。もちろん、守備から攻撃へのイメージも共有させたい。

正念場のホーム4連戦。井原監督は鳥栖戦で「サポーターの熱いパワーがなければ、追いつくことはできなかった」と感謝の気持ちを語ったが、今節もサポーターの声援を力にして、勇気をもって立ち向かいたい。

   

   

Reported by 新甫條利子



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