〔J2第8節:京都vs.熊本〕アウェイ戦プレビュー:地震で延期となっていた京都戦のウィークデー開催。前節の勢いそのままに、3連勝なるか。

  • 明治安田生命J2
  • 第8節
  • 京都
  • 熊本
  • 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
  • 2016年6月29日 19:00

 素晴らしい勝ち方だった。追いつかれるも突き放し、アディショナルタイムに再び同点とされたがさらに勝越し。過去にもあまり例のない、終盤の劇的なゴールで岐阜を降した熊本は、これで4戦無敗となり暫定11位に浮上。今節は4月17日に予定されていたものの地震の影響で延期となっていた第8節・京都戦。中2日とタイトな日程のため、選手達はそのまま関西で調整してこの試合に臨む。

 前節の勝利を引き寄せたのは、試合後に清川浩行監督も述べている通り、「最後まで諦めずに、攻撃を続けた」姿勢。薗田淳を投入してからシステムを変えるというパターンが定着し、左右サイドバックをウイングバックの位置に押し上げる形になっていたものの、あの時間に藏川洋平がボックス付近でボールを受けたこと、また3点目となったキム・テヨンのゴールも、フリーキックの時点でしっかりと全体を押し上げ、清武功暉の競り合いに対してセカンドボールを拾えたからこそ。先行する展開で運んできたゲームで勝点を落としてしまうようでは「もったいない」という意識が、最後までゴールへ向かわせたと言えるだろう。

 さて中2日という連戦だが、今節に関しては相手の京都も条件は同じ。京都も前節は終盤に山瀬功治のゴールで1点を返したが、リスタートから2点を失って松本山雅FCに敗れ連敗。チームの流れ、勢いという面では熊本にやや分があると言えるかもしれない。京都はこの試合でFWイ・ヨンジェとDF岩沼俊介が負傷交代しており、今節はおそらく出場しないと思われるが、技術の面ではやはり能力の高い選手が揃う。特にエスクデロ競飛王、アンドレイ、そして熊本でもプレーした堀米勇輝など起点を作れる選手をいかに抑えるかが、勝点を持ち帰る上では大きなテーマ。バランスを意識しながら、つぶしに行く場面はタイミングを共有して相手のリズムを断ち切りたい。また短い間隔での試合だからこそ、前節と同じような失点は避けたいところでもある。

「何よりも勝ったことが一番良いことだと思いますし、これを自分たちの勢いに変えていけるかも自分たちの考え方次第。勝つことで自信が付いていくのは間違いないですけど、連勝や5連戦というよりは、一戦一戦を100%で、(目の前の)勝ちを積み上げていくことに集中したい」(岐阜戦後の高柳一誠のコメント※Jリーグ公式サイト)

 この一戦の結果で順位が大きく変わることはないが、他チームのゲームがない時に勝点を上積みできれば、それは小さくないアドバンテージにもなる。週末には3ヶ月ぶりとなるうまスタでのホーム戦が控えるが、まずは目の前の一戦に力を注ごう。

   

   

Reported by 井芹貴志



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