〔J1 2nd第6節:鳥栖vs.鹿島〕プレビュー:鳥栖の攻撃力か、鹿島の堅守か。サイドの攻防がターニングポイント。

  • 2nd第6節
  • 鳥栖
  • 鹿島
  • ベストアメニティスタジアム
  • 2016年7月30日19:00

鳥栖と鹿島の対戦と聞いて、薄っすらとでも試合内容がイメージができるカードではないだろうか
タイプこそちがえど強力なFWがいて、サイドを使って攻め込むことを得意としている両チームである。
クラブ規模と歴史は大きな違いがあるが、近年は好ゲームが多いイメージがある。
今節は、どのようなドラマを見せてくれるのであろうか。両サポーターならずとも、注目される一戦である。

当プレビューをお届けするにあたり、『鳥栖の攻撃力か、鹿島の堅守か。サイドの攻防がターニングポイント』と大層な見出しを付けてみた。
ちょいと大袈裟とは思うが、そうつけたい衝動怒られたのである。
それは、2ndステージに入り鳥栖は、第5節を終えた時点で1stステージの総得点(10得点)を記録しているからである。
対して鹿島は、2ndステージ第5節を終えて総失点が10失点を記録している。この10失点は、1stステージでの総失点と同じ数字である。
1stステージ15位に沈んだ鳥栖が、攻撃力を生かして2ndステージに勢いを見せているのに対し、堅守で1stステージ優勝を果たした鹿島が、2ndステージでは守備で勢いに乗れずにいる様のように見える。
そこで、あえて題目を『鳥栖の攻撃力か、鹿島の堅守か』とした次第である。

お互いにサイド攻撃を得意としているイメージがある。
鳥栖はDFを含めて好機とみると高い位置からクロスを入れてゴールを狙う。対して、鹿島はスピードとテクニックを持った個性的な選手がサイドを切り裂いて攻め込んでくる。
お互いに相手のストロングポイントを激しいプレスで消してくる。
攻守において、形は違えど“狙い”は明確なチーム同士の対戦といえる。

その“狙い”を思い通りに出せるのかどうかは、ボランチにかかっているといえる。
鳥栖は高橋義希、鹿島は柴崎岳と小笠原満男の出来次第ともいえる。
数的には鳥栖のほうが苦しいようにも見えるが、鳥栖は前線からの激しいプレスが持ち味である。鳥栖のプレスが鹿島のボランチにかかれば鹿島の攻撃は寸断されることになる。
2ndボールに高橋義希(鳥栖が)が絡むことで、鹿島はさらに苦しくなる。
攻守のコントロールを行いたい鹿島のボランチを鳥栖のボランチが寸断できるのかどうかがターニングポイントとなりそうだ。

あとはセットプレーである。
キッカーもフィニッシャーもそろった両チームなので、安易にセットプレーは与えるべきではない。
プレスはかけても、相手の自由を奪い判断を迷わせさえすればシュートは放てない。
だからこそ、このカードは好ゲームが演じられているイメージがある。
そんなサポーター以外からも注目される一戦が、ベストアメニティスタジアムで行われる。

額に汗をかき、手に汗を握り、力の限りひいきチームを応援するサポーターたち。
規模や歴史の違いはあれど、その想いは相通じるものがある。
シュートを放つことができなくても、ボールを奪取できなくても、その想いを選手に求めるのである。
そして、選手はプレーでその想いに応えてくれる。
スーパーなプレーもあればミスも発生するが、ワンプレーワンプレーに熱が入るわけでそれで試合が成立する。
サッカーは、見るのもプレーするのも熱くなるものである。

   

   

Reported by サカクラゲン



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