〔J2第26節:北九州vs.岡山〕プレビュー:「勝ちゲームの流れ」を確実に「勝ち」へ。夏の総力戦

  • 上を目指せる望みは潰えていない。(7月28日、新門司)
  • 明治安田生命J2
  • 第26節
  • 北九州
  • 岡山
  • 本城陸上競技場
  • 2016年7月31日 18:00

 今節はホームでの岡山戦となる。岡山といえ攻撃面では個人のところで警戒すべき選手が多い。他チームがそうしているように赤嶺真吾の自由を封じたとしても、押谷祐樹、伊藤大介はスペースを確実に突き、あるいは遠目からでもシュートを狙う。北九州は少しずつ球際の強さを回復させてきているが、今節もそれは継続しなければ押し込まれてしまうだろう。柱谷幸一監督は「攻め残るので、強い守備に引っかかってのカウンターは注意したい」と話し、北九州が攻撃しているときのボールロストにも注意を払っている。

 後半戦に入ってまだリズムを掴めていない北九州。ただ、最終盤に追いつかれている点を除けば(それは決して目をそらしてはならないことではあるが)、「どっちに転ぶか分からない勝つ可能性のあるゲームは作れている。今度は引き分けになってしまったが、コンスタントに勝ちゲームの流れは作れている」(柱谷監督)というのも実際のところである。複数得点できていることもポジティブな材料だ。

 最下位に沈んでいることは受け入れがたい事実だが、ゴールができずに失点が重なるという事態ではない。本山雅志も「前期の最初の方はシュートに行くまでができなかったし、ボールを運ぶ途中でミスがあったり、距離感が合わなかったりというのがたくさんあった。そこが少しずつなくなってきて、みんなで統一して動けている」と話す。岡山のディフェンスは直近3試合は失点数が少なく推移しているが決して盤石ではなく、ボールを揺さぶられるとズレが大きくなることもある。それは北九州にとっては強みを生かせるところになり、本山の話す距離感の合ってきた部分が試される。

 また、本山は悔しさはあれどもベテランとして決して下を向かず、「勝てていないときはばらばらになりかけたりするが、監督を中心としてみんなでまとまっていくことが大事。ずれていきそうな人には声を掛けていかないといけないし、引っ張っていける人はどんどん引っ張っていかなければいけない」と語る。最後の一踏ん張りに必要なのは、やはり勝利への執念やチームのまとまりだ。

 試合前日の30日、新門司球技場ではサポーターが「共に戦い、共に挑み続けよう!」というダンマクを掲げた。残念にも入場者数も低く推移しているが、チームの力とサポーターの勝利を後押しする力がこういうときにこそものを言う。暑い夏に、共に戦う熱い試合を見せたい。

   

   

Reported by 上田真之介



広告のごあんない
ニュース 月別アーカイブ 最新のニュース サイト内検索



  • trinita.eye
  • kumamoto football journal
  • オラデジ