〔J2第27節:熊本vs.長崎〕プレビュー:好調の長崎を迎えて、局面の勝負でも相手を上回れるか。

  • 明治安田生命J2
  • 第27節
  • 熊本
  • 長崎
  • うまかな・よかなスタジアム
  • 2016年8月7日

 前節の東京Vとの一戦は終盤の78分にカウンターから先制を許して4試合ぶりの敗戦。決定機も作りながら得点を奪えず敗れた恰好だが、前々節の金沢戦からの2試合について、清川浩行監督は「相手の圧力を恐がっている部分があった」と振り返る。長崎を迎えてのバトル・オブ・九州となる今節のテーマは、ゲームの入りで相手の圧に押されてしまったこの2試合の反省を踏まえ、立ち上がりから圧力をかけて自分たちのペースに持ち込むことだ。

 実際、前期対戦(第5節)を振り返ると、立ち上がりの清武功暉の先制ゴールで優位に立つことに成功している。長崎はシーズン序盤と対照的に調子を上げており、第16節〜第19節と複数失点が続いていたが、20節の愛媛戦以降は7試合で3失点、4試合は完封と守備も安定してきた。さらにFW永井龍は鄭大世(清水)と並び13ゴールで得点ランキング首位に立つ。ボールへのアプローチが遅れたり緩かったりすれば、自由にプレーさせてしまうことにもなるため、今週のトレーニングでは改めてプレッシャーの強度や切り替えの早さ、攻めきることを強調していた。

 「1点を守りきる力がある」(清川監督)相手に対して先に点を与えると苦しい展開になることは明白なため、熊本としては先に点を与えないよう、ゲームの入りから圧力をかけていくことが鍵。その上で、「相手のプレッシャーを外す準備」(同監督)を怠らず、システムのミスマッチを衝いてスペースをうまく使うボールの動かし方を共有したいところ。「前回の試合でやれた部分、自分たちの良い部分を、新しい長崎に対しても出していきたい」と、出場停止が明ける清武は言う。

 東京Vに敗れて順位は17位に下がり、下位との勝点差も詰まってきた。まだ消化試合数が少ないとは言え、8月に代替試合が組み込まれてハードな日程となることを考えると、少なくともホームゲームではしっかりと勝点を上積みしていきたい状況にある。個々人の球際の勝負や気持ちの強さも勝敗を分ける割合が高まるバトル・オブ・九州。1人1人が局面の勝負で上回ることでチームとしても相手を凌駕して、結果につなげたい。

   

   

Reported by 井芹貴志



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