〔J2第11節:熊本vs.愛媛〕プレビュー:難敵・愛媛を迎えて、連敗ストップと浮上を狙う。

  • 明治安田生命J2
  • 第11節
  • 熊本
  • 愛媛
  • うまかな・よかなスタジアム
  • 8月31日 19:00

 天皇杯から中2日、熊本はホームに愛媛を迎え、熊本地震の影響で延期となっていた第11節のゲームに臨む。愛媛とは現在、勝点差3。このゲームに勝って勝点で並んでも、得失点差に開きがあるため愛媛を抜くのは難しい状況であるものの、試合のない群馬と水戸を抜くことは可能。天皇杯2回戦を挟む来週の第9節横浜FC戦で試合数が揃うまでに、少しでも勝点を上積みしておきたい。

 愛媛はこの5試合負けなし。ここまで7勝はリーグで3番目に少ないが、27失点、7敗、いずれの数字もリーグ4番目の少なさ。必然的に15引き分けは最多で、他チームから見れば「なかなか負けない」=勝ちきれない相手、という印象も強い。その理由が強固な守備だ。熊本加入前に愛媛に在籍したDF園田拓也は「チームワークがあってハードワークするチーム」と評するが、木山隆之監督のチーム作りで組織的なディンフェンスを深めてきた成果でもあるだろう。熊本が勝点3を得るには、その守備を破らなくてはならない。

 中2日ということもあってメンバーは当然変わると思われ、また対戦相手の能力も全く比べようはないが、圧倒的に押し込みながらなかなか相手の守備ブロックを崩しきることができなかった天皇杯1回戦、FC TOSUとの試合で見えた攻撃の修正点は、このゲームに生かすことができる。

 それはフィニッシュへ持ち込むまでの工夫。
「例えばバイタルでもう少しワンタッチを使ったプレーを織り交ぜたりしないと、ボールを止めてしまうと周りの動きも止まるし、相手も守りやすい」と平繁龍一。確かに、時間をかけて突破口を探すうちに相手の3バックが5枚になってしまう可能性は十分あるため、攻撃のテンポを落とさないことも狙いのひとつ。そのためには「奪った瞬間、相手(の陣形が)崩れているとこで背後を取る」(清川浩行監督)という、切り替えでの優位性で相手に時間を与えないことが大きなポイントとなる。縦に入れるタイミングをはかるにも、ボックスの外で回すだけでは相手に怖さを与えることはできない。切り替えからの速攻で相手を後ろ向きにさせる場面を作ってこそ、サイドを変えながらの展開が効果を増す。

 もっとも、そうした攻撃の狙いを表現するにも、良いポジション、良い連動で相手ボールを奪えなければ、前述のような形には持ち込めない。まずはディフェンスから自分たちのペース、流れに引き込むべく、試合の立ち上がりからアグレッシブな姿勢を表現しなくてはならない。

 北九州戦での大敗から始まった7連戦の4試合目。リーグ戦での連敗を止め、浮上のきっかけとなる勝点3を取りにいく。

   

   

Reported by 井芹貴志



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