〔J3第23節:鹿児島vs.F東京U-23〕プレビュー:下を向いている者はいない。ブレずに「浅野サッカー」を貫こう。

  • 雄大な景色の下でトレーニングを行った鹿児島イレブン。選手たちの表情は明るく、前節の敗戦を引きずっている様子はない。
  • 明治安田生命J3
  • 第23節
  • 鹿児島
  • F東京U23
  • 県立鴨池陸上競技場
  • 2016年9月25日16:00

9月22日、指宿市の山川ヘルシーランドでトレーニングを行った鹿児島ユナイテッドFC。
第22節ガンバ大阪U-23戦では、J1クラスのメンバーを揃えた相手に1-6という大差での敗戦を喫した。
藤本憲明選手の今シーズン10点目となるゴールで一矢報いはしたが、6失点という結果は重くのしかかってくる。だが、ここで気落ちしてしまってはいけない。J2ライセンスの可否はまだ分からないが、リーグ戦2位以内、そして優勝を目指して歩みを止めるわけにはいかないのだ。

レーニングの様子を見る限り、そのメンタル面に関して言えば全く心配ご無用だ。この日も、選手たちは明るく元気に声をかけ合い、励まし合い、激しく競り合い、全力で走り続けていた。いつも通りの鹿児島だった。
浅野哲也監督も、チーム全体のポジティブな雰囲気を肯定的に捉えている。
「それがうちのいいところであって、負けたゲームの次のゲームも、皆がすごく前向きに一週間やってくれているし、課題は課題としてそれは厳しく修正はしていくんですけど、メンタルの部分については選手たちが本当に前向きにトレーニングに立ち向かってくれているので、次のゲームが本当に楽しみです」

課題を修正していくことはもちろんだが、まずは精神的に崩れてしまわないことが大切だ。次の試合では、前節の結果を引きずることなく、粘り強い守備からゲームに入っていきたいところだろう。鹿児島の生命線は組織的な守備とハードワークだ。全員が統一された意識のもと、最後まで集中を切らさずやりきることができるか注目したい。

その次節、J3第23節は9月25日、ホーム鴨池陸上競技場にFC東京U-23を迎えての一戦だ。FC東京U-23はここまで5勝7分10敗の12位。前節はブラウブリッツ秋田と一進一退の攻防を演じ1-0で勝利を収めている。
次節、東京は同日にトップチームの試合もあるため、トップでベンチ入りしているメンバーは登録されない可能性が高いが、前節決勝ゴールを挙げた水沼宏太選手や、復帰したばかりの石川直宏選手らはOA枠での出場もあり得る。また、GK圍謙太朗選手等、若手にも有望な選手が多く油断はできない。
前回の対戦では、強力なFW陣が名を連ねたFC東京U-23に対し、しっかりと守り切って貴重な勝ち点を手にした鹿児島だが、今回はメンバー構成は大きく変わってくることだろう。浅野監督も、相手云々よりもまずは自分たちがどう戦うか、という部分に焦点を置いているようだ。
「選手たちにも言ったんですけども、相手のメンバーよりも、我々がどう前節から立ち直れるかどうか、我々の守備から入るゲームができるかどうか、そこに集中をするだけです。当然スカウティングとか対策とかはやりますけど、選手たちには自信を持って90分間戦ってもらえれば、必ずいい結果が出ると信じています」

粘り強い守備、前線からのプレス、サイドからの崩し、ハードワーク・・・。シーズン開幕前から貫き続けている鹿児島のスタイル。
相手がJ1だろうと何だろうとブレない。譲らない。そこを崩すことはない。
「変わらないです。ずっと変わらないです」
チームのスタイルについて浅野監督に伺ってみたところ、こんな確信に満ちた力強い言葉が返ってきた。

J3参入初年度のチームを、J2昇格争いまで導いている浅野監督のサッカー。組織としての完成度の高さは、どの対戦相手の監督も高く評価している。
今シーズンに限って言えば、このサッカーを観ることができるのも、次節を含めてあと8試合だ。次節はホームで「浅野監督の鹿児島」を観られる残り4試合のうちの貴重な1試合となる。ぜひスタジアムへ足を運んで、浅野監督のサッカーを堪能してもらいたい。

それでは最後に、今回も浅野監督からサポータの皆さんへのメッセージをご紹介しよう。
「前回は残念ながらああいう形で負けてしまったんですけども、選手たちは非常に前向きにトレーニングも取り組んでくれて、すごく週末のホームゲームが楽しみです。我々本来の戦う強い姿を、ぜひまた皆さんの前でお見せしたいと思っていますので、ぜひまたスタジアム、あるいはその他の応援で、我々の力をさらにパワーアップして下さるように、応援よろしくお願いします」

   

   

Reported by 川畑究無



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