〔J2第33節:熊本vs.山形〕プレビュー:前期対戦のリベンジで7試合ぶりの勝利を!

  • 明治安田生命J2
  • 第33節
  • 熊本
  • 山形
  • うまかな・よかなスタジアム
  • 2016年9月25日 16:00

 岡山戦で引き分けて6試合ぶりの勝点を得た熊本は、今節もホームでの一戦。迎えるのは、勝点が同じ34、得失点差で上回る16位の山形だ。山形は22日に行われた天皇杯3回戦で神戸と対戦し、中2日でのゲーム。しかも90分で決着がつかず延長戦まで含めた120分を戦っての連戦とあって、メンバーの一部が変わる可能性が高いとは言え、移動も含めた消耗度合いは決して小さくない。コンディション的には前節から時間の空いた熊本に若干のアドバンテージがあるだろう。

 しかし前回対戦では1−4と大敗。この時の熊本は第21節のC大阪戦から中2日と今回とは逆の状況で、雨でぬかるんだピッチ、また、不慣れな3バックで臨んだことも関係して立ち上がりから押し込まれる展開となった。後半にアンデルソンのゴールで1点を返したものの、入りの悪さから重ねた前半の4失点をひっくり返すにはいたっていない。

 したがって今節は、ゲームの入りからペースを握ること、あるいは相手に主導権を握らせないことがポイントの1つになる。「相手のプレッシャーに対して逃げるようなプレーになると相手のペースになる」と清川浩行監督が話している通り、相手ボール時に厳しく寄せるのと合わせ、マイボールの局面でも慌てずにボールを動かすことが求められる。

 愛媛戦から2試合続けた4−1−4−1の布陣に関しては、岡山戦では相手の3トップをうまく抑えることにつながったが、決してグループとしてのプレッシングが効いていたわけではなかった。ただ、村上巧が実戦でようやくプレーできたことはチームにとっても好影響。週明けの月曜には北九州とトレーニングマッチを行い、「新たな組み合わせのイメージも見えた部分がある」と清川監督は話しており、同じ布陣を取る場合でも村上が絡んでくる可能性はある。

 ともあれ、「残り10試合、1人1人がもっと自覚を持って、球際でもう1歩寄せるとか。細かいところにこだわっていく必要がある」と園田拓也が話すように、ゲームを優位に進めるには先に失点しないこと、そのための我慢強さが必要。特にディエゴについては「好きにやらせると乗る」(園田)と、「ガツガツいって、イライラさせる」(同)ような、メンタル面でのプレッシャーを与えることも有効になるだろう。

 とは言え、勝点3を手にするにはやはり得点が不可欠。前節の岡山戦では後半に流れを引き寄せたにも関わらず、幾度か迎えた決定機を決めることができなかったため、とくにゴール前では冷静さや落ち着きが重要になる。

 日程的にも通常のスパンに戻ったことで全体的なコンディションは復調していることに加え、山形は連戦と、熊本にとってプラスになる材料はある。しかしだからこそ、いっそう気を引き締めて、やるべきことを遂行し、7試合ぶりの勝点3をたぐり寄せなければならない。

   

   

Reported by 井芹貴志



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