〔J2第40節:熊本vs.京都〕レポート:終盤に一矢報いるも、入りの悪さが響いて連敗。

  • 明治安田生命J2
  • 第40節
  • 熊本
  • 京都
  • 12分 イ ヨンジェ(京都)
  • 14分 山瀬功治(京都)
  • 86分 齋藤恵太(熊本)
  • うまかな・よかなスタジアム
  • 2016年11月6日 13:05

 前節の松本戦から中2日、6位の京都を迎えての一戦は、ゲームの序盤でその後の流れが決まってしまった。12分と14分、前半のうちに2失点を喫した熊本は、終了間際に交代出場の齋藤恵太が今シーズン2点目となるゴールを決めて1点を返したが及ばず。今節の自力での残留確定はできなかった。

「前半の立ち上がりが全てだった」と清川浩行監督は振り返る。システムのミスマッチに加えて、京都のFWエスクデロ競飛王が自由に動いてはボールを受け、京都が入りからリズムをつかむ。

 最初の失点は12分。中央のアンドレイからのパスを堀米勇輝がワンタッチで縦へ。これに抜け出したイ・ヨンジェが薗田淳を振り切り、右足できっちり枠を捉えた。さらに2分後、今度は左サイドバック本多勇喜から京都は左のスペースへスルーパス。これに反応した堀米がスライディングしてきた黒木晃平をかわし、えぐってマイナスのクロス。ファーから詰めた山瀬功治が決め、京都がリードを広げる。

 これを受けて清川監督は4−4−2へ変更。右FWとして先発した岡本賢明を左のアウトサイドへ、また村上巧を堀米の対面となる右のアウトサイドへ出して、キム・テヨンと高柳一誠のダブルボランチの形へシフト。これで流れを引き寄せると、27分に左に流れた平繁龍一からキム、30分には右の黒木から平繁と、左右のクロスから好機を作る。

 前半のうちに1点を返すことができなかった熊本は、後半の頭から齋藤を投入。これで攻撃のテンポも上がるが、京都は2点リードしている精神的な余裕もあり、やや引き気味のブロックを作って対応。それでも、73分に平繁から巻誠一郎に代えてさらに圧を増した熊本は86分、薗田からのフィードを巻が落とし、うまく納めた清武功暉が相手を背負いながらターンしてつなぎ、齋藤が押し込んで1点差に。その勢いのままアディショナルタイムにも良い形を作ったが追いつくには至らず、悔しい連敗となった。

「システムを少し変えて、アグレッシブにボールを奪いに行く本来の部分と、奪ってからサイドを衝いて素早くしかけるというところは、前後半でも出た」と清川監督。ゲーム中の修正で流れを変えることができたからこそ、前半の軽い入りが悔やまれる。

 北九州、金沢が敗れて勝点差は6のまま縮まっておらず、残留できる可能性はやや高くなった。ただ、次節迎える岐阜は今節、横浜FCをくだし、勝点差は3に縮まっている。今シーズンもあと2試合。非常に苦しかった1年を笑顔で終え、来年に紡ぐためにも、ホーム最終節、必ず勝とう。

   

   

Reported by 井芹貴志



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