〔J2第41節:熊本vs.岐阜〕プレビュー:好調の岐阜を迎えるホーム最終戦。残留確定へ、勝点奪取が必須条件。

  • 明治安田生命J2
  • 第41節
  • 熊本
  • 岐阜
  • うまかな・よかなスタジアム
  • 2016年11月12日 14:00

 京都を迎えた前節は、久々に入りの悪さが出て立ち上がり15分までに2失点。リードを許して以降は4−3−3からダブルボランチの4−4−2へフォーメーションを変更し、京都の勢いを抑えて流れを引き寄せる。しかし反撃は齋藤恵太が挙げた終盤の1点に留まり、連敗となった。同節、山形と群馬が勝ち、熊本は得失点差で東京Vを下回って18位に後退。21位の北九州とは勝点差6と、まだ残留を確定できていない。残り試合のカードを見ると下位チームはどこも厳しい状況だが、最終節にC大阪との対戦を残している熊本としては、ホーム最終戦に岐阜を迎える今節、何としても勝点を積んで自力で残留を決めたい。

 迎える岐阜は勝点40の19位で、今節敗れると場合によっては再び最下位となる可能性もある。しかし群馬、横浜FCをくだしての連勝中とチーム状態は上向き。34〜38節に5連敗しているが、その間も、またそれ以前も点は取っており、リズムに乗せると熊本にとっては面倒なことになる。

 特に警戒が必要なのが、前節も2得点、ここまでチームトップの12ゴールを挙げているレオミネイロだ。熊本としてはできるだけ高い位置からプレッシャーをかけ、本来のスタイルであるボールを奪いに行く守備からペースを使いみたいところ。そのためにも全体でコンパクトなゾーンを保ちたいが、一方でラインが高くなれば岐阜が狙うスペースは広がる。つまりマイボール時のリスクマネジメントと、同時に、簡単にボールを失わない、動かし方の工夫が必要になる。

 熊本は勝点1でも残留が決まるが、引き分け狙いで自陣に引いて守るスタンスでは、押し込まれる展開になることも考えられる。万一、アクシデントで失点すれば、前述のように岐阜を勢いづかせることにもなりかねない。要はそうしたバランスをどう取って、90分のゲームをコントロールするか。言ってみれば、シーズン終盤に入って浮かび上がってきた課題が、改めて試される一戦となるわけだ。「迷わず、はっきりプレーして欲しいし、勇気、自信を持って戦いたい」。清川浩行監督がそう話すのもそのためだ。

「相手は連勝中だし、残留への強い気持ちを持ってゲームに入ってくると思うので、そこで負けちゃいけない。勝って1つでも上に行くことが自分たちにできることだし、プロとして(前節と)同じ過ちを2度繰り返せない」と上原拓郎は言う。前期の対戦では、リードする展開からアディショナルタイムに追いつかれたが、さらにキム・テヨンのミドルで突き放し、諦めない姿勢を貫いて、リーグ戦復帰後初勝利からの無敗記録を4に伸ばした。連敗を止め、地元で、自力で、残留を決めるーー強い気持ちで戦い抜き、次につながなければならない。

   

   

Reported by 井芹貴志



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