〔J2第41節:北九州vs.水戸〕プレビュー:本城ラストマッチ。守備偏重になっても白星を

  • 寒風の中でも充実した練習を行った
  • 明治安田生命J2
  • 第41節
  • 北九州
  • 水戸
  • 本城陸上競技場
  • 2016年11月12日 14:00

 本城でリーグ戦を戦うのは今節が最後となる。ただ、チームは21位と低迷し、入れ替え戦で再び戻ってくるような惨劇も考えられなくはない。やきもきした状態で別れを告げるのは悔しいが、ともあれ今は勝つのみである。

 夏に期限付き移籍で加入した福田俊介は「先に失点するとしんどくなる。自分がやらないと思う選手が多く、バランスが崩れてしまう。リスクを掛けるところは掛けないといけないが、しっかり守ることからやらないといけない」と話し、リスク管理の重要さを説く。一方で点が取れる選手が確実に仕事ができれば、残留争いを勝ち抜けると分析。他チームでは外国籍選手がそれを担うこともあるが「前の2人は外国人選手みたいな感じ。2人を活かせれば残留できると思う」と語り、原一樹と小松塁の得点力や高さに期待を寄せる。

 失点を防ぐという点では、西嶋弘之も決意は固い。前節は連係ミスも重なってペナルティエリア内でチャージしPKを献上。それも含め3失点は手痛いが、失点はセットプレーや自分たちのミスから生まれたもので、引きずる必要もない。西嶋は「反省するところはしっかり反省した。しっかり試合に入ってゼロで抑えたい」と話すとともに、「11人が共有して守備はできている」と述べ守備面の不安は残していない。一方で「取ったあとのボールの動かし方。判断の質を高めていかないといけない」と指摘。前節は北九州自身の動かし方でミスが散発し失点に繋がったことから、センターバックからのパスや声で最適な判断を促す構えを示した。

 本城ラストマッチに迎える水戸は対戦相手によって戦い方を変えることもあり、読めない面はある。ただ、兵働昭弘、ロメロ・フランクら中盤をボールが経由することに変わりはなく、北九州としてはフィニッシュまで持っていかれる前に引っかけたいところ。また、イエローカードが7枚に達している今瀬淳也など、警告枚数の重なっている選手をJ2残留が確定している水戸が終盤戦に起用するかどうかも分からない。
 水戸には北九州でのプレー経験がある福井諒司も今夏、期限付き移籍で加入。福井らしい戦う姿勢は健在で3ゴールの活躍をしている。最終戦は契約の関係で出られないため、今節はモチベーション高く試合に入るだろう。

 かなり堅い試合展開になることは予想される。北九州が勝機を見出すとしたら、守備からしっかり入り、原や小松、それに池元友樹がチャンス少なくともゴールを取るということになる。耐える時間があってもバラバラにならず、11人が共通意識を持って臨みたい。
 試合後にはセレモニーも行われる。勝って残留に望みを繋ぐと同時に、Jリーグ戦会場としての幕を閉じる本城に、白星を届けよう。

   

   

Reported by 上田真之介



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