【始動!2017】福岡:1年でのJ1復帰を目指す新体制発表

  • 8日、福岡市内で行われた新体制発表記者会見

アビスパ福岡は8日、福岡市内で2017シーズンの新体制発表記者会見を行った。会見にはカルロスチーフディレクター、鈴木健仁チーム強化部長、井原正巳監督のほか、新加入コーチ2名、会見までに発表された新加入選手7名のうち5名が出席した。鈴木強化部長は「1年でのJ1復帰とともに、2018シーズンをJ1で戦うことを見据えた補強。自信を持って良い補強ができた」と話し、井原正巳監督も「素晴らしい選手、スタッフが加わってくれた」と胸を張った。井原監督は今シーズンの数値的な目標として「失点を30点台、得点は60~70点」と掲げていることにも言及。特に攻撃陣の新加入選手が多い理由について「さまざまなタイプの選手が加わったことで、攻撃のバリエーションを増やし、自分たちが主導権を握って仕掛ける時間を増やしたい」と話した。

また同日、クラブは京都より日本代表などでも活躍したMF山瀬功治の加入を発表。背番号は「33」の予定という。

下記、記者会見のコメント抜粋。

鈴木健仁チーム強化部長

昨年は皆様に多大なご支援とご声援をいただきながら、チームとして結果が出せずに、大変申し訳なく思っております。チームとしても本当に悔しい1年でした。その悔しさを忘れず、必ず1年でJ1復帰できるように、チームとしてもクラブとしても一丸となって戦って参りたいと思っております。1年でJ1復帰、そして2018年をJ1で戦うことを見据えた補強を監督とともにやってきました。現在8名の新入団選手が決まっております。1名、今日発表予定で京都サンガから山瀬選手の加入も決まっております。

Q:補強ポイントは。

昨年J1で戦い、得点も少なく、失点も多くなりました。J2というカテゴリーに下がりますが、J2の厳しさは2015年に経験していますし、攻守のバランスを考えて補強しました。2015年は皆さん、守れていたという印象があると思いますし、攻撃でも得点できていた印象はあると思います。しかし攻撃のところはやはり、ウェリントン頼みというところも強かったので、そこは監督がたくさんの選択肢が持てるように、いろんなタイプの選手をそろえました。また、J1での経験もそうですが、グラウンドのなかで厳しさをもって、選手やスタッフとも会話ができる選手が必要じゃないかと。その辺も含め、少し攻撃に重心を置いた形ではありますが、バランスを考えて補強しました。自信をもって良い補強ができたと言えると思います。楽しみにしています。

Q:どのようなチームになってほしいか。

2015年の経験があるので、守備はある程度計算できると思いますが、攻撃の時間をもう少し増やして、いろんなバリエーションから得点できるチームになってもらえればと思います。

   

井原正巳監督

これだけの素晴らしい選手、スタッフがチームに加わってくれました。強化、フロントと話してきたなかで、今年、もう一度J2でしっかりと戦い、1年でJ1復帰するための補強をしていただいたと思っています。スタッフが何人か抜けましたが、経験あるスタッフが来てくれましたし、強化もリクエストにしっかりと応えていただいたと思っています。特に真ん中、GK含め、そのセンターの強化は我々のウィークでもあったので、そこを補強しなければいけないというところがありました。

Q:堅守速攻というベースができた3年目のシーズン。どのような進化をしたいか。

2015年はJ2で堅守そして速攻ということで、勢いもあり、J1に昇格することができたと思っています。しかし昨年はそれだけではダメだという反省点、さきほど鈴木からもお話しさせていただきましたが、得点力もJ1ではワーストでしたし、堅守もJ2では通用しましたが、J1では通用しませんでした。チームとしての堅守をもう一度復活させること。守備はもう一度しっかりと構築したいと思いますし、そのなかで攻撃は、2015年の攻撃の形だけではなく、自分たちで主導権を握って仕掛ける時間も増えて来ると思うので、しっかりと得点力をアップしたいと思っています。そのテーマのなかで、多くの攻撃的な選手、いろんなタイプの選手が加わってくれたことで、攻撃のバリエーションは必ず増えると思っています。今年しっかりとJ2を戦い、J1に上がっても良い戦いができるチームを作っていかなければいけないと思っておりますので、1年で上がるというミッションは本当に厳しいと思いますが、サポーターの皆さんもぜひ、最後の最後まで一緒に応援していただければと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。

Q:J2を勝ち抜くためのポイントは。

まずは堅い守備。昨年J1ではワーストの失点数でしたが、J2を勝ち上がっていくためには、42試合あるうちの1試合1失点以内、シーズン(失点数が)30点台に抑えないと昇格はないと思っています。得点力も60~70点は取れるような攻撃力を持てるようなチームにしなければと思っています。

Q:勝点目標は。

ありますが、明日のミーティングで選手にインフォメーションする予定です。

   

FW29 ジウシーニョ選手

皆さん、こんにちは。私はジウシーニョです。昨年在籍したチームはブラジル2部のチームでしたが、2部で優勝して昇格しました。今シーズンのアビスパ福岡がまさしく同じようなチャレンジをするということで、私は挑戦というのを人生のひとつの大きなテーマに掲げています。今回、こういった機会を与えてくださった皆様に本当に感謝していますし、その期待に応えられるように、我々の目標である昇格を達成したいと思います。私は点を取る、アシストをする、両方とも得意なプレーとして挙げられると思っています。昨シーズンのリーグ戦でも年間通して9アシストをしてチームに貢献できたとも思っていますし、自分でゴールを決めることももちろん大事だと思いますが、チームメートに決めてもらうためのアシストも大事にしながら頑張っていきたいと思います。チームとしての絆を大切にしながら戦い抜いて、みんなと最後に喜びを分かち合いたいと思います。

DF36 岩下敬輔選手

ガンバ大阪から来ました岩下敬輔です。1年でJ1に上がれるように、それだけを考えてみんなで頑張っていきたいと思います。失点を減らすことも、もちろんですが、いろんな人に注文することも僕の役割だと思っていますので、コミュニケーションを取りながら、チームをひとつにできるようにやっていけたらと思います。ガンバでも一番走っていなかったですが、常に口だけは動かして、いろんな選手を使っていきたいと思います。ガンバではJ2優勝や、すべてのタイトルも取らせていただきましたが、勝ちにこだわるサッカーをみんなで作り上げていきたいと思います。(福岡は)ポテンシャルのあるクラブ、街だと思います。(アビスパをビッグクラブにすることに)チャレンジしたいという思いがありますし、サポーターの方々も優勝という景色は、そういうところに立った人しかわからないと思うので、そういう経験をするために、ひとつになって、やっていけたらと思います。

FW16 石津大介選手 ※期限付き移籍から復帰

2年半ぶりにアビスパに復帰することになりました石津大介です。1年でJ1に復帰できるよう力になりたいと思います。2017シーズンが楽しみな思いでいっぱいです。(神戸時代は)ネルシーニョ監督のもと、守備の要求が多く、福岡時代よりは守備ができるようになっていると思いますし、頭を使ってサッカーをしていたので、少しは賢くなったんじゃないかと思います。(J1復帰には)簡単に失点しないこと、そして前の選手は決めるところはしっかりと決め切る、精度を上げることが大事だと思います。それができれば勝点は積み重ねていけると思います。(個人的には)2桁得点、アシストも2桁近く結果を残したいと思っています。(背番号について)移籍する前につけていて、愛着があって、三島勇太から強奪した形になりましたが、ちゃんと了承を得て奪いました(笑)

FW8 松田力選手

J1昇格に向けて全力で、サッカー人生をかけて戦っていきたいと思います。アビスパとは僕がJ2千葉にいるときに対戦したことがありますが、守備が堅いというイメージがありました。(セールスポイントは)裏に飛び出すプレー、ゴール前で仕事をすることがセールスポイントだと思っています。ポジションの競争が激しいのは名古屋でも同じでしたし、その方が成長できると思います。頑張りたいと思います。

FW32 崎村祐丞 ※アビスパ福岡U-18からトップ昇格

アビスパ福岡ユースから昇格しました崎村祐丞です。チームのJ1昇格という目標に、自分の良さや特徴を出して結果に貢献したいと思います。自分の持ち味はドリブルで局面を打開すること、個の突破なので、そういう部分を見てもらいたいと思いますし、スルーパスや相手の逆をつくパスなども見てほしいと思っています。(トップチームは)小さいころからずっと目標にしていた場所なので、その舞台に立てることを嬉しく思いますし、より一層頑張らなくてはいけないなという気持ちです。経験ある選手たち、指導者の方々と並ぶと緊張しますし、身の引き締まる思いです。(アビスパは)小さいころから自分を育ててくれたクラブで、感謝の気持ちが強く、それをピッチで表現して恩返ししたいです。(冨安選手が先にトップ昇格したが)小さいころから一緒にやってきた仲間が自分より先にプロで活躍して、結果も残しているので、一緒の舞台に立ち、また2人で競い合って頑張っていきたいと思います。まずは1日でも早く試合に出ること。そして将来的には東京五輪も視野に入れてやっていきたいです。

奥野僚右コーチ

アビスパ福岡で監督、選手を支え、自分のもっているものすべてを出して、チームの勝利のために貢献したいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。このような形で会見に出席させていただき、また福岡で仕事をさせていただくことを非常に光栄に思っております。この緊張感を持ったまま1年間、良い結果を追い求めて、チームをサポートしていきたいと、そのような決意をあらためてした次第です。(福岡の印象は)チームとして全体が意思統一されていること。そしてサポーターの皆さんの大きな後押しもあり、選手時代から自分自身もアビスパが好きなチーム、街でした。井原監督になられてからのアビスパは、ひたむきなプレーと、井原監督の意思を汲んだ選手たちの戦いぶりを見ていました。(昇格を実現するために)チームとして信じぬくこと。信頼関係を構築するという部分で、精一杯、自分の力を発揮したいと思っています。

山岸範之GKコーチ

井原監督をサポートして、ゴールキーパーで勝点を稼げるように、選手とともに精進して参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。私自身、初めて関東を出て指導するのですが、そういった意味でも決意を新たにコーチ業に専念したいと思っております。ゴールキーパーは勝敗、勝点に大きく関わるポジションだと思います。一番良いのはGKがプレーをしないことだと思いますので、守備の部分でのコーチングなども選手には求めていきたいと思います。安定感があり、見ている方にも安心感があり、選手にも信頼されるゴールキーパーを育てていきたいと思います。

  • FWジウシーニョ選手
  • DF岩下敬輔選手
  • FW石津大介選手
  • FW松田力選手
  • FW崎村祐丞選手
  • 奥野僚右コーチ
  • 山岸範之GKコーチ
  • 今年は、ファン・サポーター約70名を招待し、公開形式の記者会見となった。写真撮影、サイン会も行われた


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