〔J2第16節:北九州vs.大分〕試合前写真・各種コメント

  • 北九州の応援歌を制作・歌唱していた大内義昭さんの逝去を受け、本城では半旗が掲げられた
  • 明治安田生命J2
  • 第16節
  • 北九州
  • 大分
  • 36分 小松塁(北九州)
  • 40分 原一樹(北九州)※PK
  • 45+1分 後藤優介(大分)※PK
  • 本城陸上競技場
  • 2015年5月31日 15:03

 ギラヴァンツ北九州の応援歌「燃えろギラヴァンツ」を制作した歌手・大内義昭さんが22日に逝去。北九州は本城で半旗を掲げ、スタッフも喪章を付けて故人を悼んだ。試合は午後3時キックオフ。

柱谷幸一監督(北九州)

「今週のトレーニングに入る一番最初の話で、大分のいまの状況を考えると相当の思いで北九州に入ってくるので、その強い相手の気持ちよりも上回らないと次のゲームは勝てない。1週間いい準備をして日曜日勝てるようにしようと入ったんですが、今日のゲームへは精神的な部分をずっと言い続けてトレーニングをやってきました。今日のゲームも非常に難しい厳しいゲームでしたが粘り強く戦ったのがこの結果に繋がったと思っています。ゲーム内容についてはコンスタントにいいゲームができています。ただ勝てないというのは決定機を決められなかったりとか簡単に失点しまったりとか、逆に勝ったゲームはチャンスをものにしてなんとか粘り強く、今日も何回か危ないシーンはありましたが、GK中心に失点を防ぐ。そこの差だったと思います。これからまた勝っていくにはそういうところをしっかりみんなでやっていかなければいけないですし、ゲーム内容は毎試合毎試合上がってきているので、これから一試合一試合内容も上げて、結果も残して、順位を一つでも上に行けるようにみんなで頑張っていきたいと思います」

Q:先制点の小松塁選手への評価は?

「まわりが塁の良さを生かそうとしているというところと、塁も自分のいいタイミングでボールを受けられるように呼び込んでいる。そこのタイミングがだんだん合ってきたのがチャンスが多くなってきた部分だと思います。自分自身もプレーヤーの時に浦和レッズと契約更新できずにレイソルに行って、レッズに対する強い思いでレイソルで点を取って勝ったゲームがありましたが、塁もおそらく同じだったと思うので、今日のゲームへの思いは強かったと思います。ですから球際のギリギリのところで足を出せたんだと思います」

Q:大分は前半は北九州対策が効いていたようだが、その点は?

「ある意味これは昨年から続いている自分たちのベース。相手にとってはうまくいっていたというのはあると思いますが、そこをギリギリのところで、PKで取られましたがなんとかしのいでいたのは逆に言えば我々のペースでもあるし、それはいい距離感でコンパクトで、チャレンジ・アンド・カバー、スクリーニングとプレスバックをやっているので完全な状態ではシュートは打たれていない。それが相手にとってもうまくいった部分かもしれませんが、我々にとってもパニック状態にはなっていなかったですし、そこからの攻撃も何度もいいチャンスも作っていましたから、我々にとってもいいゲームだったと思います」

Q:ボール回しのテンポの良さも効いていたが、効いていたことの理由は?

「今年で(就任)3年目になりますし、3年目の選手も新しく入ってきた選手もいますが、基本のベースはボールがしっかり扱えて、サッカー頭がいいと言いますか、そういう選手を揃えてピッチの中に入れていい距離感でボールを動かせるようにずっとトレーニングしているので、その成果でボールを動かすかたちが出てきているのと、ポゼッションだけじゃなくて、ポゼッションしながらトップの動きとかスペースを見ていこうと言っているので、最後のそういう突破のところのパスのタイミングも良くなってきているんじゃないかなと思います。ただ奪ってから早く攻めるというのは絶対にやらなくちゃいけないのでそのチャンスは逃さないというのと、ゲームの中でもカウンターできなくて引かれる場面もありますが、そこでボールを動かして崩せるように両方バランス良くできるようにしていくことが、長いシーズン戦って勝点積み上げる上では大事だと思いますので、そういう部分もバランス良くやれていると思います」

Q:故・大内義昭さんへの喪章を掲げた中でのゲームについて、思いを聞かせてほしい。

「千葉戦に関してはゲームの前々日に亡くなられて、自分たちで喪章付けてやろうと言ってロッカールームで黙祷して入っていった。今日はクラブ全体で、観客の人たちも一緒にそういう思いでやれたと思うので、選手も強い気持ちで入っていってくれたと思います。大内さんがイベントのあるごとに懸命に歌っていた姿はみんなが見ていますから、それも大きな力になったんじゃないかなと思います」

ハーフタイムコメント

・背後を狙う動きを入れていこう。

・先に点を取って勝点3は必ず取りに行く。

田坂和昭監督(大分)

「今日の試合に関しては非常に対北九州に対してのトレーニングのかたちは非常に100%ではないですが、すごく狙いがあった形を出せた。最後ゴールを割れればそれは完璧ですが、チャンスは前回の試合よりも今までない以上にいい形を作れていました。そこでゴールが決まっていれば少しは流れが変わったかもしれないですが、不運なところで失点をしてしまって、それでも後半は狙い通りにいった部分はありましたが、人が代わることでサッカーが変わる。プレッシャーがなかなか掛からなかったり、ボールを動かすところが前半と後半の最初ほどは動かなくなって、逆に相手に自由に運ばれる状況があったので。今週やった練習のところは出始めていますし、特に今日は前半いい形が出ていたので最後を仕留める精度はトレーニングしていかなければいけないと思っています」

Q:北九州への対策の部分を具体的に教えてほしい。

「(北九州は)ブロックを作って守るチーム。特に攻撃は背後を狙う。ポゼッションしながらでもそうだが、いかに我々がボールを取ってブロックを作られたときにどう運ぶか。中であったり外であったりの立ち位置をトレーニングしました。立ち位置がいいときに前を向いて前半はミドルシュートが打てそうなシーン、打ったシーンもありましたが、背後を狙うシーンが出し手と受け手の関係が前回の試合より間違いなく良くなっている。相手がいることなので通った通ってないはありますが、意志の疎通やポジショニングの確認の中からいい形は作れたと思います」

Q:交代の狙いは?

「もちろん疲弊した部分と押し込んでいる中でボックス付近でのパワーが欲しかったが、裏目に出たとは言わないが、今まで良かった流れ、ボールを動かしながらフィニッシュまで行っていたかたちがなくなって、逆にセカンドを狙ってパワーありきになった。前回も前々回もそうだったんですが、そういうところに戻ってしまったなというところで、そのへんもチームとして修正しなければいけないなと思います」

Q:後半は風下になる中で攻撃面での指示は?

「前半はいいところで立っているとか、いいところで受けていて前向きになってチャンスを伺っていたので、最後をどう崩すかという動きの中で起こさないといけない。もちろん背後を取るかクロスを入れるのかというところで狙いははっきりしなければいけないという話をしました。2点を奪うためにはリスクを負って後ろの選手も出ていかないといけない。前半はサイドバックが出て行かないシーンがあったので、もう少しリスクを取ってサイドバックが出て行かなければいけないという指示はしました」

ハーフタイムコメント

・プレーをやめず続けること。

・背後を狙ってくるので守備はカバーをしっかりすること。

・もっと走って動こう。

小松塁選手(北九州)

「大分との試合でしたし、九州ダービーで結果が欲しかったところでまず勝点3取れたのは非常に良かったと思います。自分にとっても古巣ですし、特別な思いがある。勝ちたいなと思って臨みました。(得点場面は)相手のディフェンスの裏にボールが出て、ちょっと五分五分の状態で諦めずに走ってちょうど自分のところにこぼれてきたというラッキーな部分はありましたが、最後はギリギリのシュートでしたがうまく決まってくれて良かったなと思います。チームとしてサイドの深い位置は狙っている部分はありますし、守から攻のところでまずはFWをチームで見ようというスタンスもあります。動き出せばボールが出てくるという中盤の選手への信頼もあります。自分としてはやりやすい状況なのかなと思います」

Q:最初に比べて関係性が良くなってきている理由は?
「ここ数年間は途中出場が多かったんですが、柱谷監督が自分を信頼して使ってくれるのでその期待に応えたいというのも強いですし、毎試合、試合をすることで成長できている実感は今でもありますのでこれを続けていきたいなと思います。普段から特に(風間)宏希と(加藤)弘堅とはコミュニケーションを取っていますし、練習でもワンプレーごとにお互い意見を言い合って細かいところを詰めるようにしているので、試合を重ねるごとに合ってきていると思います」

阿部伸行選手(北九州)

「前節千葉戦で勝てていたのでいい流れを崩さずに勝てるように、『勝点3を狙おう』と監督も送り出してくれたのでそれをできて良かったです。前回の試合でラスト15分とアディショナルタイムの出場があったので感覚的には問題はなかったですが、彩貴がケガをして悔しい思いをしている中で、その分も頑張ろうと。最後の15分とかは押し込まれてしまったので苦しいときにボールホルダーに行くとか、マイボールを繋ぐとか、押し上げるとか、そういうところを突き詰めてやっていければ3点目は取れたと思います」

風間宏希選手(北九州)

「後半に相手にあれ(押し込まれる動き)をされたのは自分たちが攻撃をしなくなったから。きついときに誰かが時間を作るプレーとか、自分自身もバテてセカンドボールを拾えなくなったのでそこをもう少ししっかりやりたいなと思います。(弟・風間宏矢とは)試合前から楽しみだなとは思っていましたが、試合になったら関係ないと思っていました。そこまでマッチアップする機会はなかったですが、自分たちというか、相手の2シャドウをボランチでパスコースを切りきれなかったので、前を向かれて厳しい状況になったので、正直、センターバックと僕らでもう少し声を掛け合ってどうするかをやらないといけないなと思いました」

風間宏矢選手(大分)

「今日はワントップである程度(坂井)大将が受けてくれていたので、あいつに入ったときにボランチが挟んでいたので、僕が起点になってワンツーで距離感も非常に良かったですが、前に入ってからみんな足下になって、シュートを打てるところでも横パスしたりとか、そこはもうちょっと大胆でも良かったのかなと思います。ただ、いつもよりゴール前に縦パスを入れる回数は多かったですし、そこにチャレンジできたことは次に繋げたいと思います。フィニッシュの部分は個人なので、今日は自分もビッグチャンスを外して自分のせいで負けたといっても過言ではない。(高松)大樹さんが折り返したのを外しましたし、惜しいで片付けてずっと勝てないと思いますので、練習するしかないと思います」


大内義昭 氏ご逝去の報に対する横手社長コメント - ギラヴァンツ北九州公式サイト

  • 試合後の記者会見に臨む柱谷幸一監督(北九州)。「内容も上げて、結果も残して、順位も一つでも上」と力を込めた
  • 田坂和昭監督(大分)は「最後を仕留める精度」の向上が必要だと話した
  • 人気者のギランとニータン。それぞれカメラに囲まれていた
  • 九州JHTブース。「マスコット対抗タオマフ相撲」などユニークなイベントを実施


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