〔J1 2nd第5節:鳥栖vs.鹿島〕プレビュー:新システムが機能し始めた鳥栖。強力な鹿島攻撃陣を3バックで抑え込め。連戦の締めくくりは7位の鹿島を迎えてのホーム戦。

  • 明治安田生命J1
  • 2nd第5節
  • 鳥栖
  • 鹿島
  • ベストアメニティスタジアム
  • 2015年7月29日 19:00

 7月21日に鹿島より衝撃的なニュースがリリースされたーー。『鹿島アントラーズは21日付で、今季の成績を総合的に考慮したうえで トニーニョ セレーゾ監督との契約を解除することを決定しました』
 2ndステージの戦績はこのリリースが出された時には7位、年間順位でも6位と、いずれも鳥栖を上回っている。それでも、今季の成績を総合的に考慮したら、監督の契約解除となったらしい。常勝を求められたチームを率いるが故のことなのだろうが、正直このニュースには驚いた。
 そして、石井正忠コーチが新監督に就任しての試合では、FC東京に2-1で勝利している。
 今節は、選手もスタッフも気合を入れ直しての戦いを見せる鹿島を迎えての一戦となる。

 鹿島がどのような戦いを仕掛けてくるのかがわからない中で、鳥栖も前々試合(第6節G大阪戦)から3バックで2試合をこなしている。お互いに相手の出方を見極めている中での一戦となった。お互いに中3日での戦いとなるが、鳥栖は19日間で6試合目となるハンディを負っている中での戦いである。
 端的にいうと、常勝を義務付けられ、ここからの巻き返しを新監督の下で図る鹿島と他チームよりも一試合多い日程の中で、新システムで戦う鳥栖の一戦なのである。
 この両チームのこれまでの戦いの中でも、一番注目が集まる一戦ともいえる。

 直近の2試合を3バックで戦っている鳥栖。エース豊田陽平が戦列を離れた影響で、攻撃の新たなオプションを用いたためである。
 今節も、豊田陽平の出場は試合開始までわからないが、「この状態で、トヨ(豊田陽平)が帰ってくると“補強”したと考えることができる」と森下仁志監督は語っていた。
 裏を返せば、それだけ3バックを用いた戦い方に手ごたえを感じているのだろう。豊田陽平の出場如何によっては、さらに強力になった鳥栖の攻撃を見ることができるのかもしれない。

 一方、連戦の最終とはいえ、前試合(第4節湘南戦)でMF藤田直之とDF菊地直哉が途中交代をした。
「連戦の影響は否めない」と森下仁志監督はコンディションを気遣っての交代理由を正直に語ってくれた。が、彼らだけでなく他の選手のコンディション回復具合も気がかりである。鹿島の強力な攻撃陣へのボールの供給元である中盤へのプレスをより強くかけていきたい鳥栖だが、選手だけにそこを求めるのは酷な話である。
 ここは、スタンドに詰めかけるサポーターの後押しが必要だ。今こそ、“鳥栖力”を見せつける時ではないだろうか。
 連戦とはいえホームの利を生かし、選手とサポーターが一体となって鹿島に一泡吹かせたい。

「気持ちの強い方にボールは転がってくる」とよく言われたものだ。
 ボールだけでなく、運も勝負事では寄ってくるはず。その気持ちを強く保つためには、サポーターの力は欠かせない。
 サッカーは、ベンチもスタンドも戦えるスポーツなのだから。

   

   

Reported by サカクラゲン



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