〔J1 2nd第12節:鳥栖vs.甲府〕プレビュー:年間順位勝点差2で迎えた13位鳥栖と15位甲府の直接対決。2引き分け中の鳥栖と2連敗中の甲府。勝点3の重みが増す一戦。

  • 明治安田生命J1
  • 2nd第12節
  • 鳥栖
  • 甲府
  • ベストアメニティスタジアム
  • 2015年9月26日 15:00

一つでも上の順位、一つでも多くの勝利を狙って戦うのがアスリート。Jリーグでも同様で、上位には栄誉と賞金、ACL出場などの権利が与えられる。
しかし、下位に低迷すれば下位カテゴリーに降格する可能性だけでなく、入場者数の減少やスポンサーの撤退など収益に直結する可能性出てくるだけに、クラブ関係者は他人ごとでは済まされない。
何より、応援するサポーターの熱意も少々下がるのではないだろうか。順位やカテゴリーで応援の質は変わらないだろうが、やはり上位で戦う姿が誇らしい。
リーグ終盤になると、そんな心配をしながら応援せざるを得ない戦いが出てくるのが現実。
16位以降が降格となるだけに、13位と15位の戦いとなれば否が応でも力が入る。

鳥栖は年間順位が13位で勝点は31、対する甲府は15位で勝点29、結果次第では順位が入れ替わる可能性がある。
16位の松本山雅に今節は抜かれることはないが、次節以降の結果次第では十分にその可能性が出てくるだけに、鳥栖も甲府も勝点3を取りに行く試合となる。
ここが、今節のターニングポイントになりそうな気がしてならない。
守備のリスクを冒してでも点を取らないといけない場面も出てくるわけで、守備と攻撃のバランスが非常に重要になるはず。
鳥栖は2試合連続での無失点と守備は安定してきた。3バックに変更して、GK林彰洋を中心に相手に得点は許していない。 特に第10節清水戦、第11節広島戦と相手のサイド攻撃の芽を摘んで無失点に抑えている。
今節も同様に3バックを用いるものと予想される。ワイドDFの吉田豊と金民友に期待がかかる。
一方の甲府は、第10節川崎Fと第11節鹿島に良いところなく敗れてしまった。相手のパスワークに守備での連携を崩され失点を喫した。経験豊富な佐久間悟監督(甲府)なだけに、課題は修復されていることだろう。前々節や前節のような戦い方とは違う甲府を見るに違いない。

一方の攻撃でもお互いに核を持っている。鳥栖はFW豊田陽平であり、甲府はFWバレーである。
豊田は前節の試合をコンディションが整わず回避しているので回復具合は気になるところだがサポーターの期待は大きい。
バレーもシーズン途中の加入ではあったが、試合ごとに連携は取り始めている。途中出場するはずのマラニョンと併せて、個人で得点する能力は高い。
お互いに、少しでも早く前線にボールを預けたいのが本音だろう。攻撃でも、エースの出来に期待したい。

キックオフの合図を聞くまではわからないが、お互いに3-4-2-1のミラーゲームの可能性が高い。
ならば、それぞれがマッチアップする選手と個での戦いを制し、周りの選手と連携してチームとしての戦いを制した方が勝ち点3に近づくはず。
選手も目の前の相手に負けたくはない。その想いが強い方が勝点3に近づくはずである。

追い込まれると、ネズミでも猫を噛むらしい。
火事の現場では、人は思わぬ力を発揮するらしい。
ネズミでも人間でも、その力が無ければ力は発揮できないはずで、要は持てる力をどの状況でどのようにして出すかの問題なのである。
力があるからこそ勝負になり、勝敗がつくのである。
力が無ければゴールは奪えず、力が無ければゴールは守れないのがサッカー。
サッカーは、勝った方が強いのである。

   

   

Reported by サカクラゲン



広告のごあんない
ニュース 月別アーカイブ 最新のニュース サイト内検索



  • trinita.eye
  • kumamoto football journal
  • オラデジ