〔J2第34節:北九州vs.磐田〕プレビュー:存在価値高める試合に――。リベンジ期す磐田戦、北九州の意気込み熱く。

  • 明治安田生命J2
  • 第34節
  • 北九州
  • 磐田
  • 本城陸上競技場
  • 2015年9月27日 16:00

 前節の大分戦では「スムースにボールを動かせていた」(星原健太)という時間帯、右サイド高い位置での星原のパスを小手川宏基が繋いで小松塁がゴールを奪った。「しっかりクロスにはニアに入ろうと」と話す小手川と星原の息のあった仕掛けが見られ、今季前半戦で注目された右サイドの崩しがその力を呼び戻しつつあるように感じられた。ただ、ボールの動かし方で良い部分は見られるも、ゴールは1点にとどまった。「チャンスは作れている」と話したのは小松。「ボールを運んでいる中で打ち切れていない。フィニッシュ(シュート)で終われていないので、シュートで終わりたい」と意気込み、連続ゴールを狙う。

 磐田は開幕節の北九州戦で2発を挙げ、今や得点ランキングでトップを行っているジェイが第32節愛媛戦で負傷。前節の群馬戦も出場の見送っている。今節の見込みは不明だが、磐田はその前節、ジェイ不在ながらFW森島康仁を軸に3得点を奪い層の厚さを見せつけた。前田和哉は「ジェイが出るかどうか。デカモリシ(森島)かもしれないが、誰が出てもいかに絡ませないようにするか。そこが重要かなと思う」と話し、ジェイの有無にかかわらず前線への供給を絶つことに主眼を置く。
 北九州は前節の大分戦ではセットプレーとクロスからあっさり失点。柱谷幸一監督は「J1に上がっていくチームがああいう失点をしてはいけない」と厳しく振り返る。磐田は個の力で上回っているとはいえ狙いどころがはっきりしたチームでもある。集中を欠いた守備陣の底力が試される。また柱谷監督は「2位の磐田とのゲームは注目される。そこでアピールすることで自分たちの存在価値も高められる」と述べ、「残り試合、(J1昇格争いに)値するチームだということをスタッフも選手も見せないといけない」と熱弁を振るった。相手の前線に誰が顔を出してこようともゼロで抑えれば、確かに北九州が注目されるきっかけになる。

 磐田戦はフレンドリータウンデーということで、クラブは中間市と遠賀郡(芦屋町、水巻町、岡垣町、遠賀町)の1市4町に在住、在勤、在学の人を対象にバックスタンド席などに無料招待。各地のマスコットも来場する予定だ。そして脚光を浴びるのは遠賀町出身の弓崎恭平。8月末の天皇杯1回戦で公式戦にデビューし、第32節千葉戦ではJリーグ戦での出場も果たした。今節は先発出場は難しいかもれいないが、弓崎は「フレンドリータウンデーということで地元の人もたくさん来てくれると思う。体もいい感じで準備できている。頑張っているところを見せたい」と息巻き、試合出場に向けて練習にも熱が入った。

 自動昇格圏内を死守するべく点取り屋抜きでも勝ち星を追いかける磐田。それを真正面に受けながらも粘り強く勝点3に手を伸ばしプレーオフ圏内を目指す北九州。3連戦最終日、疲れは溜まっていても、ひたすらに勝利へと走り抜ける熱い試合を期待したい。

   

   

フレンドリータウンデー - ギラヴァンツ北九州公式サイト

Reported by 上田真之介



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