〔J2第39節:福岡vs.横浜FC〕プレビュー:リーグ戦は残り4試合。「期待を背負って戦えることに、幸せを感じている」(城後)

  • 明治安田生命J2
  • 第39節
  • 福岡
  • 横浜FC
  • レベルファイブスタジアム
  • 2015年11月1日 14:00

 リーグ戦もついに最終月、残り4試合となった。自動昇格2位の磐田を勝点2差で追う福岡は、直近8試合負けなしで4連勝中と絶好調。しかし目標としている自動昇格2位に滑り込むためには、福岡が残り4試合に全勝しても、磐田の敗戦あるいは2試合以上の引き分けを待たなくてはならない。

 確実にJ1昇格を決めるには他力本願な部分があるが、城後寿はこう話す。「自動昇格するためには、自分たちでどうにもできないことがあるけど、試合に勝つか負けるかは、自分たち次第。だから目の前の試合に勝つことだけを考えたい」と。そして「全勝すれば、チャンスがあると信じている」とは末吉隼也。チームは皆、“4試合全勝、自動昇格”という目標を共有して戦っている。

 今節迎えるのは、横浜FC。前回対戦はリーグ戦序盤の第5節。福岡は前半2点リードで折り返しながら、後半アディショナルタイムのコーナーキックから同点に追いつかれるという悔しいゲームになった。「その悔しさをホームで晴らしたいし、力のあるチームなので、足元をすくわれないように謙虚に戦いたい」とは井原正巳監督。

 横浜FCは9月に、強化育成テクニカルダイレクターを務めていた中田仁司氏が監督に就任。7試合を指揮して2勝1敗4分と立て直し、降格争いから一歩抜け出した。2008年から3シーズン福岡に在籍したFW大久保哲哉がチームのトップスコアラーで7得点。大久保の高さについて、井原監督は「ターゲットがはっきりしているので(クロスを)上げさせないことも大事だし、上がったところも潰さないといけない」と警戒するが、さらに「大久保がおとりになって、サイドの2人(松下年宏、小池純輝)がいやらしいところに入ってくるので、そこも組織で守りたい」と横浜FCの攻撃陣を警戒する。

 福岡は前節、攻守の要・鈴木惇が左膝の負傷で途中交代。今季チームトップの9得点を挙げ、左足から放たれる精度の高いキックで多くのアシストもしてきただけに、鈴木が離脱するとなれば、チームにとってダメージは大きい。しかし「誰が出てもしっかりとしたプレーをしてくれているのが、今のウチの強みだし、仲間を信じてやっているので、チーム全体でカバーしていく」と井原監督は選手たちを信頼する。

 ボランチは中原秀人の先発が濃厚。「チームのために惇さんがやってきたことを、自分もやりたい」と中原秀。コンビを組む末吉は「(中原秀は)間に入って足元で受けながらリズムを作るタイプだから、自分は後ろでバランスを見ながらやりたい」と話す。

 J1昇格という目標を達成するまで、残り4試合なのか、6試合なのか。いずれにしても「期待を背負って戦えることに、幸せを感じている」と、プレッシャーをも力に変える城後。

 ホーム開催は残り2試合。スタジアムの熱気を、存分に味わい尽くしたい。

   

   

Reported by 新甫條利子



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