〔J2第39節:大分vs.金沢〕プレビュー:立場は違うが目指すは勝利。降格圏脱出を図る大分が、20試合ぶりの勝利を目指す金沢を迎え撃つ

  • 明治安田生命J2
  • 第39節
  • 大分
  • 金沢
  • 大分銀行ドーム
  • 2015年11月1日 13:00

 自動残留を目指す21位で勝点38の大分が、19戦未勝利の14位で同47の金沢をホームに迎える。前節はハーフタイムで守備を修正点し、ボールの奪いどころやプレススイッチのタイミングを図った大分は、後半に2得点奪い快勝した。勝負を分けたのは「前半に粘り強く守り失点しなかったこと」と柳田伸明監督が振り返ったように、抑えどころを把握し、試合を遂行した割り切りがあった点であろう。

 今節は守備ブロックを固める金沢に対し、焦れずに自分たちの流れをいかに引き寄せることができるかがポイントとなりそうだ。ゲームメーカーの兵働昭弘は、「試合に出る選手の特徴を生かし、のびのびプレーできるようにしたい」と、ボランチの相棒となるダニエル、左サイドハーフに配置転換された松本昌也らの持ち味を引き出そうと考えている。また、「相手がブロックを作っても背後は狙えるし、そこに当ててセカンドボールを拾い、サイドチェンジで揺さぶりたい」と攻撃を組み立て、「ミドルを狙うのも有効」と自らも積極的にゴールを狙うようだ。

 その兵働のパスの受け手となる荒田智之も2試合ぶりのゴールでチームの勝利に貢献したいと話す。「次も勝つことだけしか考えていない。どんな内容であっても、どんな形の得点でも勝てばいい。そのために常に得点を狙いたい。ゴールに直結する動きをしていれば、中盤にはパスを出せる選手がいるんで何度でもチャレンジしたい」と貪欲にゴールを目指す。

 金沢とは前回の対戦で1−1で引き分けた。当時、金沢は2位と勢いがあったが、最近は勝点3から見放され、下降の一途にあり。しかし、堅守速攻にブレはなく、2年前に大分に所属していた辻尾真二が絡んだカウンターは脅威だ。清水時代に一緒にプレーしたことのある兵働は「しっかり守って一気に辻尾が駆け上がるスピードは要注意だし、クロスも精度が高い」と警戒している。ただ、「フリーにさせなければ思うようなプレーができない」と対処法をチームに伝えている。

 金沢は勝点を狙いに堅守速攻を貫くのか、序盤から激しいプレッシャーで大分の出鼻をくじくのか。はたまた前節の北九州戦のように4−1−4−1に布陣で挑むのか、オーソドックスな4−4−2となるのか定かではないが、未勝利ストップを狙いに意気込んで大分にやってくることは確かだ。終盤戦になりチームの置かれた順位、目指す方向性は異なるが、勝利を目指すことには変わりない。激しい当たりの試合となりそうだ。

   

   



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