【キャンプレポート】北九州:スピード武器、梶原夕希也が絶好調。ベテランも手厚い指導

 北九州が長崎県島原市で行っている第一次キャンプは大詰め。1月30日は午前中の練習と取りやめて午後3時からの1本に絞り、ポジションの確認や運動能力などを高めるコーディネーショントレーニング、フルコートを使った紅白戦を行った。柱谷幸一監督は「声を掛け合うこと」を意識させ、選手同士がピッチ上で意見を交わすシーンも多く見られた。


 島原キャンプは1月31日の練習試合を残すのみで、実質的な練習期間は30日まで。すでに90分の紅白戦を今週半ばに行うなど昨年を上回るペースで追い込んできた。柱谷監督は「フィジカル的にも追い込めたし、ボールを使っても追い込めた。離脱者も出ていない」と話し、戦える体作りに手応え。選手からも「去年よりも早く仕上げられている」と自信の声が聞こえた。


 紅白戦ではルーキーの梶原夕希也が攻撃面で力を発揮した。本職の右サイドバックで紅白戦に挑んだ梶原は何度となくサイドをドリブル突破し、ゴールライン際からクロスを供給。立ちはだかる近藤祐介ら体格差がある選手にも臆せず立ち向かった。この活躍には指揮官も「攻撃面はいいですね。すごくいい」とうなずき、「守備ではやらなくてはいけないことは多いが、今日は近いポジションにいた(前田)和哉や(内藤)洋平が梶原と話していた。いい選手と話すことでより伸ばせるのではないか」とベテラン勢の力添えにも期待を寄せた。


 そのベテランの一人、前田和哉は「梶原のスピードは生かしていきたい。今年入った選手の中でもスピードは抜け出している部分。若手のホープだし将来のギラヴァンツを背負って立つ選手」と話し若手のレベルアップを支える構えも示した。梶原自身も「今日は前田さんや洋平さんとのポジションが近く、守備のところでアドバイスをもらった。みんながアドバイスしてくれている」と周囲に感謝。31日の練習試合に向けては「ミスを減らして持ち味のドリブルで仕掛け、ゴールやアシストに絡みたい」と活躍を誓った。


 練習試合の対戦相手は今シーズンからJ3に舞台を移すレノファ山口。会場は島原市営陸上競技場で、31日正午にキックオフ。前田も「トレーニングマッチでも勝負にこだわってやりたい。気を緩めるとJ1でもJ3でも関係なく持っていかれると思う」と意欲を見せる。1月31日以降は練習試合が目白押し。ルーキー梶原夕希也と、14歳も年上で「自分がこういう歳になるとは」と笑みを浮かべる前田和哉の勝負にこだわる師弟コンビから目が離せそうにない。


写真=上:ドリブルが持ち味の梶原夕希也、下:意見を交わす新井純平と近藤祐介
(Reported by 上田真之介=島原)

   

   



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