〔J2第42節:大分vs.磐田〕レポート:決定機を生かせず敗戦。21位でフィニッシュ

  • 明治安田生命J2
  • 第42節
  • 大分
  • 磐田
  • 62分 伊波野雅彦(磐田)
  • 90分 パウリーニョ(大分)
  • 90+1分 小林祐希(磐田)
  • 大分銀行ドーム
  • 2015年11月23日 14:03

 決定機を幾度と作るが得点は生まれず。今季を象徴するような試合でリーグ戦の全日程を終えた。21位の大分は、J3町田と入れ替え戦でJ2残留を目指すことになった。

 怪我人や累積による出場停止でベストメンバーが組めなかった大分は、チームの心臓部であるボランチに本職ではない阪田章裕とルーキー姫野宥弥を組ませる非常事態。厳しい戦いが予想されたがシンプルな攻撃が功を奏した。攻撃の優先順位が徹底され、相手に背後を狙った。序盤から荒田智之、三平和司が立て続けにシュートを放ち、浮き足立つ磐田を圧倒した。しかし、そこで仕留めることができないのが、下位に低迷したチームの要因だった。為田大貴が「FWふたりのバランスが良く、サイドに張ったり、抜けたりして、上手く仕掛けることができたが、得点できないのは自分たちの弱さが出た」と振り返ったように、決定力不足は最後まで改善できなかった。

 62分に失点すると、集中力の欠いたプレーが散見。そこで柳田伸明監督は、パウリーニョ、松本怜の2つの交代カードを同時に切って、チームを活性化する。「守備を固めた相手を崩そうとサイドを使って攻撃できた」(柳田監督)。90分、松本怜がゴールラインまでえぐり、マイナスのクロスはGKに弾かれたが、こぼれ球をパウリーニョが拾うと左足を一閃。アウトサイドにかかったシュートはゴール左隅に突き刺さった。しかし、劇的な同点ゴールの余韻を楽しむことなく、次のワンプレーで逆転を許し、2試合続けて目の前で昇格を喜ぶ相手チームを見ることになった。

「あの強豪相手に追い付いたことは評価したいが、あの時間に失点したのは課題。これらを入れ替え戦につなげたい」と柳田監督。「まだ入れ替え戦が残っているので気持ちを切らさないようにしたい。2試合続けてロスタイムでやられているので、休みを挟んで気持ちを切り替えたい」と、高松大樹も次の大一番に向けて目を向けた。

 最後まで歯車が噛み合わなかったシーズン。先制しても逃切る術を持たなければ、劣勢をはね返す力も養うこともできなかった。そのなかで救いがあるとしたら「ここ数試合は内容で劣った試合はなかった」(為田大貴)ことだ。あとは内容を結果につなぐことができるか。運命の決戦まで時間はないが、自信と誇りを持って挑むことが必要となる。

   

   



広告のごあんない
ニュース 月別アーカイブ 最新のニュース サイト内検索



  • trinita.eye
  • kumamoto football journal
  • オラデジ