【キャンプレポート】北九州:新ユニの山口と練習試合。0-1で惜敗も、チームは前向き

 北九州とJ3山口の練習試合が1月31日、長崎県の島原市営陸上競技場で行われた。ゲームは終盤までスコアレスのまま進行、試合終了間際に菊本侑希(山口)のミドルシュートが決まり山口が1-0で勝利した。敗戦の北九州はキャンプ疲れも溜まる時期。「何回かいい形を出せたし、まずは初めての対外試合をやれたことは良かった」(小松塁)と選手らは前を向いていた。



 島原キャンプ総仕上げの練習試合。北九州は去年からのメンバーと新加入選手を融合した組み合わせで試合に臨み、前半と後半で異なるセットを試した。16分には大塚翔平のシュートがポストを叩いたり、途中から出場した原一樹が77分、カウンターからシュートに持ち込んだりと決定機はあったが決めきれず。後半は山口がボールを保持する時間が長く、北九州もブロックを固めたが、88分に菊本がミドルレンジから左足を振り抜きゴールの左隅に突き刺した。


 結果と内容を求めるチーム作りを行う北九州。幸先のいいスタートとはならなかったが、風間宏希は「課題が出た練習試合だった」と受け止め、「意思の統一をもっとやらないといけない。試合の中でしか分からないことも多い。試合をしてコミュニケーションをしっかり取っていきたい」と話していた。また風間と同じくボランチの加藤弘堅も「お互いの長所や弱い部分は試合の中で出てくる」と話し、次の練習試合に目を向けていた。


 一次キャンプを終えて、吉満樹フィジカルコーチは「コンディションは上がってきている。ハードなスケジュールだったがいい感じだ」と振り返り、小松も「立ち上がって2週間。今はきつい時期だが、体は動けてきている」と話した。翌週は北九州市内で調整し、2月9日からの二次キャンプでは連日のように練習試合を組んでいく。「これからはメンバーを絞り込まないといけない」と柱谷幸一監督。コンディションを高めた選手たちのポジション争いがさらに激しくなる。


 他方、山口は新ユニフォームのお披露目試合で白星を飾り、J3シーズンの"初勝利"となった。「たすきを繋ぐイメージのユニフォーム。いいですね」と笑顔を見せた上野展裕監督。試合は連動性が高く押し込めていたが、「まだまだ。もっとシュートを打つ、ボールに絡むようにしていかないといけない」と引き締め、さらなる成長を促した。山口も練習試合を組みながら開幕に向けて高めていく。


 恒例となってきたギラヴァンツ北九州vs.レノファ山口のこの時期のゲーム。初めて双方が『Jリーグチーム』となって迎えた練習試合は、自分たちのサッカーをどうレベルアップしていくか再確認をする時間となった。


写真=上から順に梶原夕希也選手(北九州)、川島大地選手(同)、幼なじみ同士でサッカー談義の北九州・吉満樹コーチ(左)と山口の上野展裕監督。


(Reported by 上田真之介=島原)

   

   



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