【始動!2016】北九州:守備重点の鹿児島キャンプ。ゲーム重ね、課題克服へ。

  • ポジションなどを確認する選手たち(2月4日、鹿児島県さつま町)
  • 練習試合
  • 京都
  • 北九州
  • かごしま健康の森公園
  • 2016年2月5日 14:00

 北九州は2月2日、二次キャンプ地となる鹿児島県に入りトレーニングを再スタート。フィジカル面を中心とした一次キャンプ(長崎県島原市)とは対照的に、鹿児島では対外試合を多く組みチームの成熟を図る。10日までの9日間のうち試合は5カード。準公式戦とも言える「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ 鹿児島ラウンド」でJ1磐田、J2清水、J3鹿児島と対戦。さらにJ2京都、同讃岐とも練習試合を行う。

 2月3日のニューイヤーカップ・磐田戦では左からのクロスを齊藤和樹に決められて0-1の敗戦。攻撃面でもシュート数が少なく、課題としてきたクロスからの失点が最後まで響いた格好だ。
 翌4日は試合がなく、入念なミーティングを行ったのち北薩広域公園(鹿児島県さつま町)でクロス対応とビルドアップ時のポジション確認などに時間を割いた。練習の合間には選手同士が積極的にコミュニケーションを図り、パスコースやマークの受け渡しなどの連係深化を模索。前日の試合を受けてすぐにウィークポイントに向き合った。

 また、この日の練習では加藤弘堅と鈴木彩貴が最後まで残り、ランニングで万全のコンディション作りを行った。加藤が本職とするボランチには花井聖が加入、鈴木がファーストチョイスになってきたGKも阿部伸行や中山開帆が追い上げ、ともにポジション競いが加熱。加藤は「競争はどこにでもあること。自分は運動量では負けない自信がある」と話し、ひたむきに練習に打ち込む。

京都との練習試合 失点、再びクロスから

 翌2月5日は鹿児島市内で京都と練習試合を行った。しかし、22分に北九州の左サイドを破られてピンチを招くと、ボールを取りに行った選手とカバーする選手の連係が乱れてフリーの選手を作ってしまう。簡単にクロスを入れられ、石田雅俊のヘディングで失点。後半に入ると梶原夕希也、小谷健悟らが積極的に仕掛けてチャンスを作ったが、小谷のクロスに反応した大島秀夫のヘディングシュートがクロスバーに嫌われたり、セットプレーのチャンスを逸して追撃点は挙げられず、0-1で90分を終えた。

 鹿児島入りしてからの2試合は無得点かつ似たような失点劇だった。それゆえにチームが今やるべきことを全員が身をもって体感、把握したとも言えるだろう。
 クロスやセットプレーからの守備は美濃部直彦コーチを中心に修正を重ねている最中だ。前田和哉は「この時期は課題も出てくる。もっと試合をやって(連係を)深めていきたい」と前を向く。攻撃の部分ではセンターバックやボランチにボールを『戻す』場面が多く見られた反面、若手選手が個での打開を試みたり、試合出場の少なかった選手が質の高いパスを供給したりと、スタメンを外れてきた選手が牽引する形で活性化。京都戦では試合が進むにつれて主導権を取り返した。

 北九州は6日11時からニューイヤーカップでJ3に舞台を移した鹿児島と対戦。7日も讃岐との練習試合を組む。良さを伸ばし、弱みを克服する。トライアルとエラーの繰り返しでチームを一つにしていく。

鹿児島戦、最新情報に注意を

 2月5日午後7時前の桜島の噴火によって気象庁は同日、桜島の噴火警戒レベルを「2」から「3」(入山規制)に引き上げた。ただ、ニューイヤーカップが行われる鹿児島市鴨池地区は錦江湾を挟んで離れており、北九州も予定通りの開催を告知している。噴火状況や風向きによっては開催可否が変更される場合もある。

   

   

Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ 鹿児島ラウンド 桜島噴火による試合開催への影響について - ギラヴァンツ北九州公式サイト

  • 美濃部直彦コーチが守備強化に注力

Reported by 上田真之介



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