〔J2第1節:北九州vs.山形〕プレビュー:今年こそ初戦を飾れるか。本城ラスト開幕に、山形を迎え撃つ。

  • 明治安田生命J2
  • 第1節
  • 北九州
  • 山形
  • 本城陸上競技場
  • 2016年2月28日 16:00

J1を目指せるシーズンが幕を開く。2010年にJ2のピッチに立って以降、一度も開幕戦で白星を掴んでいない北九州。今年こそは開幕戦勝利となるか、J2降格組のひとつ、強豪山形をホームに迎える。

北九州は今年も、これまでと変わらないシステムでゲームに臨む。ただ、細かく見ていけば昨季との違いはあり、特に守備面ではやり方も顔ぶれも変化が生まれそうだ。守備が戦績の足を引っ張っていることは明白で、昨季も小松塁が日本人トップの得点数をはじき出しながらも、得失点差はわずかにプラス1。失点の阻止に向けて、美濃部直彦コーチが中心となって修正している。とはいえ、ニューイヤーカップやプレシーズンマッチでも相次いで失点。評価をするには時期尚早ながらも、開幕戦で複数失点をすることは避けたいところ。

もし、守備の修正がまだ間に合っていないのであれば、失点数以上に得点を取っていくしかない。ケガによる離脱者が多く、攻撃面でも不安要素を語れば尽きることはないが、気を吐く男もいる。例えばプレシーズンマッチで右サイドバックで先発出場した寺岡真弘は、意欲的にオーバーラップ。「センターバックの嫌がるところにボールを入れることを意識している」と話して経験を生かしたクロスを入れる。
「去年の開幕から3試合のベンチ外が応えた」。そう話して出場に向けたアピールをする井上翔太は、オフ中から体作りを怠らず万全の状態でシーズンを迎える。「攻撃は自由にやらせてもらえている。点を取らないと勝てないので、そこは意識している」と得点に絡むプレーで貢献したい構えだ。

キャプテンの前田和哉にとっては古巣との対戦。「チームは大きく変わっている。プレシーズンマッチを見ても模索しているようだったが、開幕でははっきりしてくるだろう」とした上で、「自分たちはパスとポゼッションをいかして去年よりも多くのチャンスを作っていく」と話した。

前田に限らず、多くの選手たちが山形に対して必要以上に意識している様子はなかった。確かに山形は去年をJ1で戦ったチームで、今年もJ2の上位に入ってくるだろう。しかし北九州がいま必要なことは、自信を深めている自分たちのサッカーをやることと、離脱者の多い中でチームを構築するという作業。相手がどこであれ、まずは自分たちのやり方を完成させたい。

開幕戦は今年も厳しい戦いが予想される。守備はしっかり抑えられるか。攻撃は気合いと戦術がマッチするか。ケガ人が戻ってくるにつれて顔ぶれに変化が出てくるため、今季全体を展望する試合にはならないだろうが、少なくとも、春先の戦いを占うゲームにはなる。

   

   

Reported by 上田真之介



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