〔ヤマザキナビスコ杯 GS 第1節:福岡vs.柏〕レポート:2点リードも、アグレッシブさ失いドローに。

  • 平日ナイターゲームに足を運んだサポーターへあいさつする選手たち
  • ヤマザキナビスコ杯
  • GS 第1節
  • 福岡
  • 17分 城後寿(福岡)
  • 30分 ウェリントン(福岡)
  • 55分 輪湖直樹(柏)
  • 77分 田中順也(柏)
  • レベルファイブスタジアム
  • 2016年3月23日 19:04

井原正巳監督が「何とかホームで、今シーズン初勝利をあげたかった」と話したが、またも勝利を掴みかけながら、勝点3を手にすることはできなかった。5年ぶりのナビスコ杯初戦で柏と対戦した福岡は、前半に2点をリードしながら、後半2失点でドローに持ち込まれた。

今シーズンの公式戦では初先発となったDF田村友が3バックの左に入り、同じく初先発の阿部巧が左サイド、古部健太が右サイドに入った。守備的なポジションでメンバーの入れ替えがあった福岡だが、「連携面で問題はなかった」とDF濱田水輝。前半は特に左サイドの阿部が相手陣内の深い位置まで攻め上がるシーンも多く、リーグ戦で前節初先発だったFW為田大貴とのコンビネーションでもチャンスを作った。

先制点を奪ったのは福岡。17分に左コーナーキックのこぼれ球をウェリントンが競って、最後は城後寿の右足でゴールを挙げた。さらに30分には、末吉隼也のクロスに合わせ、ゴール前に走りこんだウェリントンが倒されてPKを獲得。これをウェリントンが自分で決め、今シーズン初めての2点リードとなった。

ハーフタイムに井原監督は「後半、守りに入るのではなく、もう1点を取りに行く」と指示を出したが、鈴木惇が「2-0になって守りに入ったところもあった」と話したように、後半は立ち上がりから徐々に福岡のディフェンスラインが下がり、柏にバイタルエリアを使われるようになった。それでも為田は「(ボールを)回されていたけど余裕はあった」と振り返ったが、主導権は柏に握られる展開に。48分、為田のカウンターからフリーキックを獲得した福岡は、そのキックからファーサイドで田村がフリーでシュートを放つも、ゴール上へ逸れてしまう。一方、55分には柏の左サイドバック・輪湖直樹のクロスが、そのまま福岡のゴール右サイドネットに突き刺さり、柏があっさりと1点を返した。結果的に見れば、田村が追加点を奪えなかったところで柏に得点が入り、流れは一気に柏へ傾いた。

そして柏が65分に投入した伊東純也が、さらに勢いをもたらす。右サイドで何度もチャンスを演出した伊東が77分にクロスを上げ、ファーサイドからの折り返しを田中順也がシュート。これが同点弾となり、結果、ドローで試合が終了した。

「守ること中心の後半。1点取られてもリードしているのに、前半のようにアグレッシブな形で奪いに行けず、受けてしまう部分が問題」と井原監督。今シーズン、リードしながらドローに持ち込まれたゲームは3試合目だが、“受けてしまう”のは運動量の問題なのか、意識の問題なのか。その部分の分析と改善は急務だ。

   

   

〔ヤマザキナビスコ杯 GS 第1節:福岡vs.柏〕各種コメント・試合前写真

〔ヤマザキナビスコ杯 GS 第1節:福岡vs.柏〕プレビュー

  • 「J1レベルでの勝つ難しさをあらためて感じている」と井原監督

Reported by 新甫條利子



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