〔J3第8節:鹿児島vs.盛岡〕プレビュー:リーグ最少失点の堅守で完封を目指す。

  • 晴天に恵まれた鹿児島県立サッカー・ラグビー場。 この日は祝日ということもあり、サポーターも多数く訪れていた。
  • 明治安田生命J3
  • 第8節
  • 盛岡
  • 鹿児島
  • いわスタ
  • 2016年5月8日13:00

5月1日の福島戦で、見事ホ-ム初勝利を収めた鹿児島。
浅野監督は「みんなが最後まで足を止めずやりきった」ことを評価しつつも、「まだまだ足りないところがある」と気を引き締める。
5月4日のトレーニングでは、少ないボールタッチ数での素早い崩しや、サイドチェンジからのスピードアップ、ボールを失った後の切り替え等、前節までに課題として浮き彫りになった部分を確認しながらゲーム形式の練習を行っていた。
次の試合を見据え、全力でプレーする選手たち。チームは勝ち点を10に伸ばし、次節の結果次第では4位まで順位を上げる可能性もあるが、浅野監督は「今はまだシーズンの半分もいっていない。順位よりも目の前の試合に集中して勝点3を取っていく」と、勝利の後にも油断はみられない。

その「目の前の試合」の相手である盛岡は、ここまで勝ち点2の最下位と苦しんでいる。J3最多の14点という、失点数の多さがこの順位につける要因になっていると思われるが、得点数に関しては鹿児島を上回る6点を奪っており、浅野監督も盛岡の攻撃力の高さに警戒している。
「結果が出ていないだけだと思います。特に攻撃の面でクオリティが高く、繋ぎのところも人数をかけて攻撃してきますし、大体の試合でシュート数も相手を上回っていて、チャンスもたくさん作っています。非常に強いチームで、あまり今の順位は考えないほうが良いですね。特に次は相手のホームですから、この前のうちみたいに、初勝利を目標に相当まとまってくると思うので、我々はそれを上回るだけのパフォーマンスをしないと勝ち点3はとれないと思います」

この長いリーグ戦、簡単な試合は一つもないだろう。たとえ順位が下の相手であったとしても、そこは変わらない。
盛岡の強力な攻撃陣を相手に、ここまでリーグ戦2失点という、リーグ最少失点を誇る鹿児島の守備がどこまで機能するか、そこがこの試合の焦点になるだろう。盛岡は細かいパスワークからの崩しを得意としているが、これまでの得点はCK、PK等セットプレーからのゴールが半数を超える。盛岡の崩しに翻弄されないことも大切だが、流れが途切れたところで安心せず、セットプレーの守備で集中を保ち続けることも重要だ。

攻撃を防ぎきることができれば、必ずチャンスは訪れる。ここまで1試合での最多得点が1点ということもあり、次節は複数得点を期待してしまいたくなるところだが、浅野監督は攻守のバランスを強調する。
「我々はまず失点しないという、良い守備から良い攻撃ということをテーマにやっていますから、そういう意味ではいい流れで来ていると思います。チャンスは作れていないわけではないので、そこを決めきれるよう追求していきます。攻撃に意識が行き過ぎると我々のスタイルである守備のところがおろそかになるので、それはやりたくない。複数得点ということは意識せずに、チャンスで決めきるという意識をもって、そういう場面を増やしていきたい」

得点力の向上は必要不可欠なことではあるが、それによって失点が増えてしまえば本末転倒だ。
持ち前の「堅守」はそのままに、より多くのゴールシーンを生み出そうと選手たちは努力を続けている。その努力が実を結ぶのはいつになるだろうか?
それが5月8日になることを、鹿児島ユナイテッドの勝利を信じて後押ししていこう。

   

   

Reported by 川畑究無



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