〔天皇杯1回戦:福岡vs.鹿児島〕レポート:福岡が7得点で鹿児島下し、公式戦8試合ぶりの白星

  • 福岡が鹿児島を下し、2回戦進出を決めた
  • 天皇杯
  • 1回戦
  • 福岡
  • 鹿児島
  • 9分 藤本憲明(鹿児島)
  • 12分 中原秀人(福岡)
  • 28分 田村友(福岡)
  • 45+1分 藤本憲明(鹿児島)
  • 60分 オウンゴール(福岡)
  • 75分 邦本宜裕(福岡)
  • 80分 金森健志(福岡)
  • 87分 三島勇太(福岡)
  • 90分 末吉隼也(福岡)
  • レベルファイブスタジアム
  • 2016年8月28日 16:00

直前に降った雨の影響で、ピッチは水を大量に含み、足元への長いパスはほとんどが届かなかった。立ち上がりからアグレッシブにプレッシャーをかけたのは鹿児島。高い位置でボールを奪い、縦に鋭いショートパスで福岡のゴールを脅かした。一方、福岡はリーグ前節から先発メンバーを全員入れ替え、久しぶりの公式戦とピッチコンディションの影響からか、浮足立った立ち上がりになった。

そんな中、先制点を奪ったのは鹿児島だった。9分にMF中原優生が背後へ縦のパスを入れると、J3得点ランキングトップタイのFW藤本憲明が福岡のDFを交わし、ゴールを決めた。しかし直後の12分、右サイドをドリブルで突破した福岡のMF三島勇太が、ゴールラインぎりぎりのところからグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだ中原秀人が同点弾を蹴り込んだ。「自分らしくない得点でしたが、練習から中に入るように言われていたので、それを表現できて良かった」と中原秀。トップ下での起用となった中原秀がゲームを振り出しに戻した後は、福岡の時間が続いた。

28分には右コーナーキックでゴール前の田村友がフリーになり、ヘディングシュートで福岡が追加点を奪う。しかし前半アディショナルタイムに、左サイドの狭いエリアでボールを受けた鹿児島の中原優から、藤本へのショートパスが通り、藤本の2点目で鹿児島が追いつき、後半を迎えた。

どちらに転んでもおかしくない展開だった。しかし後半、鹿児島の運動量が徐々に落ち始めると、福岡の守備がハマりだした。60分、右サイドから三島がクロスを上げると、これが鹿児島のDFの足に当たり、オウンゴールで福岡が再びリードを奪う。鹿児島は金久保彩に代わり田上裕、中原優に代わり川森有真、田中秀人に代わり新中剛史と攻撃的な選手を投入して追加点を狙ったが、その裏のカウンターでピンチも増えた。

75分には、左サイドのMF下坂晃城から前線の邦本宜裕へパス。ワンタッチで相手DFを交わした邦本が、福岡の4点目を決めた。5分後には右からのパスを、今度は途中出場の金森健志がワンタッチで交わしてシュート。リードを3点に広げた福岡は、さらに87分、相手GKが飛び出したところにこぼれたボールを三島が拾って追加点を奪う。90分にも右からの三島のクロスをボレーで合わせた末吉隼也が追加点を奪い、終わってみれば福岡が7得点と圧勝で2回戦進出を決めた。

井原正巳監督が試合後「前半は特に単純なロングボールに対して1つ目を跳ね返せない、セカンドボールを拾われる、押し込まれる、決定的なシーンを作られるというところで、崩されていないのに決定的なシーンを作られて、その中から失点もしているので、そこは反省点になる」と話したように、前半は福岡の守備の部分で課題も目立った。しかし公式戦では7月13日から勝利がなかった福岡にとって、天皇杯というトーナメント戦であることも含め、勝利したことは大きな収穫だった。

一方「J1の福岡というチームに対して、決して引くことなく積極的にプレーをしていこうという中で、選手たちはよくやってくれた」と振り返った鹿児島の浅野哲也監督。リーグ戦の残り10試合、J2昇格に向けた戦いにつなげたい。

   

   

〔天皇杯1回戦:福岡vs.鹿児島〕各種コメント・試合前写真

〔天皇杯1回戦:福岡vs.鹿児島〕プレビュー

Reported by 新甫條利子



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