〔J2第40節:北九州vs.町田〕プレビュー:ハイレベルな残留争い。意図ある攻撃を繰り返し、繰り返し、結果まで。

  • 明治安田生命J2
  • 第40節
  • 北九州
  • 町田
  • 本城陸上競技場
  • 2016年11月6日 13:00

 残り3試合。北九州を含む下位3チームは勝点37で並び、18位の山形までが1勝差の間に入っている。勝点40でも安全圏とは言えないハイレベルの残留争いだ。ただ、北九州はその困難な戦いを抜け出せる自力はある。

 3連戦というハードスケジュール。北九州は比較的日程に恵まれ、間に入った遠征も長崎戦の諫早市までの移動で済んだ。そうした中、4日と5日の練習はいずれも軽いメニューで調整。1週間をトータルで見たときの体への負荷は、中6日の通常スケジュールから大きく乖離していないかもしれない。ただ、町田もこの3連戦はホーム、ホーム、アウェイという組み合わせで、北九州vs.町田のカードは他の対戦カードに比べるとはフレッシュなゲームができそうだ。

 その町田には森村昂太が在籍。前掛かりの攻撃が特徴だ。「前から来てラインが浅い」(柱谷幸一監督)というのはポイントで、北九州としては原一樹や小松塁、それに池元友樹らFW陣が前後に大きく伸びた陣形の背後を狙っていきたい。柱谷監督はそうした「意図した攻撃」が「10本やって7本や8本だめだったとしても、2本か3本でも取れれば決定的なチャンスになる」と話し、ひるむことなく続けていく考えを示した。

 先発出場が続く本山雅志は前節を「崩すのは難しく、どちらも守備守備守備になってしまった。勝点3を取りたかったがこれをプラスに捉えたい」と振り返り、今節は「町田はクオリティの高い選手もいるし、前に速い選手も多い。先制点が大事になる。守備からしっかりゼロで行きながら、先制点を奪っていきたい」と展望。「次の試合を勝たないとまた大変になるので、(目の前の)1試合に集中してやっていきたい」と力を込めた。

 前節の記事でも触れたが本山らのゴールも見たいところだ。ギラヴァンツ北九州を救うゴールをぜひ本山や池元ら、北九州の地で育ってきた選手たちにも決めてほしい。本山はその投げかけに、笑みを浮かべて頷き、「シュートを打ちたいですね」と話していた。
 もちろん今節の狙いは不安定になりがちな町田最終ラインの背後を突くことが中心になる。うまくいくまでそれは続けるべきだろう。ただ、FWの単発攻撃に終わってしまってはチャンスをより決定的なものにすることはできない。中盤の選手たちもリスク管理しながらも前に顔を出せるかは一層重要になる。(それこそ本山の出番だ)

 今節も大きな一戦が始まろうとしている。北九州はやれるという自信を胸に戦おう。

   

   

Reported by 上田真之介



広告のごあんない
ニュース 月別アーカイブ 最新のニュース サイト内検索



  • trinita.eye
  • kumamoto football journal
  • オラデジ