〔J2第4節:長崎vs.東京V〕レポート:何とか掴んだ勝ち点1。東京Vの激しいプレスに長崎の攻撃は沈黙。

〔J2第4節:長崎vs.東京V〕レポート:何とか掴んだ勝ち点1。東京Vの激しいプレスに長崎の攻撃は沈黙。

  • 明治安田生命J2
  • 第4節
  • 長崎
  • 東京V
  • 12分 平本一樹(東京V)
  • 27分 イ・ヨンジェ(長崎)
  • 長崎県立総合運動公園陸上競技場
  • 2015年3月29日

ここまでの長崎の成績は2勝1敗。2連勝と波に乗りつつあったが、東京Vとの試合はこれまでとは全く違う内容となってしまった。立ち上がりから東京Vは強烈なフィジカルを持つブルーノ・コウチーニョと平本一樹を前線に張らせ、徹底的に裏を狙ってきたた。そのため長崎はなかなか主導権を握ることができなかった。

東京Vの勢いがさらに加速したのはセットプレーからの得点だった。

12分、東京Vは中後雅喜が鋭いFKを蹴ると飛び込んだ平本が頭であわせて先制は絵に描いたような美しいゴール。

長崎は絶対にやってはいけない先制点を与えてしまった。

これで東京Vは俄然勢いに乗る。

が、最後の部分で精度を欠き、追加点が奪えない。加えて、22分から33分の間にラフプレーなどで4枚の警告を受けるなど若いチームの欠点が出はじめ、選手のイライラが募る展開となりつつあった。

すると24分、長崎のイヨンジェがドリブルで東京V守備陣をぶっちぎると、J出場4試合目の畠中槙之輔がたまらずファール。これがPKの判定に。追いつきたい長崎にとっては絶好のチャンスだったがPKをイ・ヨンジェが蹴ったボールはコースが甘く、東京VGK佐藤優也がブロック。ため息がスタジアムを包んだ。

しかし、イが蹴る前に佐藤が動いたとして、PKの蹴りなおしに。

今度はきっちりと決めて1-1。前半のうちに追いつくことができた。間違いなく、審判に助けられたと言えるだろう。

長崎の高木琢也監督は「予想はしていたが、想定以上だった」という東京Vの割り切った攻撃は何度も長崎ゴールを襲う。長崎守備陣は体を張り、どうにかセットプレー以外では失点を許さない。

長崎は東京Vに対抗するため、後半途中からは花井を下げて前田悠佑を投入。セカンドボールを拾い、同じようなロングボールで相手のポケットにボールを集めてリズムを掴みだした。

アディッショナルタイムには再びイ・ヨンジェのドリブルからこの試合最大のビッグチャンスを作る。クロスに飛び込んだ梶川諒太との呼吸が合わずに勝ち越しとはならなかったが、割りきりには割り切りで対応ができた試合だった。

ただし、「ボールが良い形で受けれずに難しかった」(木村裕)、「これまでの4試合で最もプレスがきつかった」(梶川諒太)と試合後に長崎の選手たちは話しており、これまでのようなコンビネーションプレーは影を潜めた試合となってしまった。

蹴りあいになると、技術を持つ中盤を抱えた長崎の良さはどうしても消える。

かといって守備陣はリスク管理をしなければならない。

割り切るか繋ぐかという課題を突きつけられた試合となった。

連戦が続く。まずは切り替えて次の試合に臨むことが大事になるだろう。

   

   



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