〔J2第42節:熊本vs.岡山〕各種コメント・試合前写真

  • 明治安田生命J2
  • 第42節
  • 熊本
  • 岡山
  • 72分 齊藤和樹(熊本)
  • 86分 岩政大樹(岡山)
  • うまかな・よかなスタジアム
  • 2015年11月23日 14:03

小野剛監督(熊本)

先ほど長澤監督とも話したんですが、お互いに出し切った試合になったなと。それに関しては私も同感です。最後の最後まで本当にスタジアム中で熱い応援をしていただき、選手も最後の最後まで互いに勝点3を取りにいった。選手達は死力を尽くして出し切ってくれたと思ってます。ただ最後、残念ながら引き分けに終わってしまったこと、そこの勝敗に関しては私の責任です。どこかで相手がかなりリスクを負って攻めにきて、その分こちらもチャンスになった。そこで決めきる、それが今後必要になってくるところだと思いますけども、今日の試合に関して言えば、1人1人が出し切ってくれた試合だったんじゃないかと思っています。

Q:今日は齊藤選手を先発から外しましたが、中盤も含めての先発起用の狙いと、それから70分過ぎに齊藤選手を入れてファーストプレーが先制点になりましたが、齊藤選手起用の狙いとタイミング、期待したことは何でしょうか?

齊藤は今日は途中からになりましたけれど、彼に対する信頼というのは揺るぎないものがあります。ただここに来てアンデルソンが戻り、平繁も調子を上げ、清武も好調で、1人1人が非常にいいコンディションで、身体が切れている。その意味では11人、18人を選ぶのは難しかったです。そうすると、どういう風にゲームをはじめていってどこで動かしていくか、それも含めて、齊藤が良くないということではなくて、90分の中での流れが必要になるかなと。あるいはそういうことを考えられるだけ、誰を先発で出しても全く遜色ない、そういうレベルにあったというのが1つです。で、あの段階でボランチのところが少し苦しくなって、そのままボランチの選手で代えるのか、あるいは攻撃のカードを切ってもっていくのかというのは大きな判断でしたけれど、そこでいったん清武をボランチへ持っていって、もしたたみかけるとしたらあのタイミングかなと。齊藤にしてみれば特に説明するまでもなく、多少のリスクがあっても攻撃的に行けというメッセージは、彼自身にもチームにも伝わったと思っています。

Q:シュミット選手と清武選手がひと区切りということで、これまでの2人の評価をお願いします。

2人とも、チームに非常に大きな力を与えてくれたと思ってます。先ほど選手にも話したんですけども、苦しい時期、選手はぶれず、自分たちで歯車を狂わすことなく頑張ってくれて、そこに彼らがまた1つの大きなエネルギーを与えてくれて、それが後半戦の戦いにつながったんじゃないかなと思ってます。2人とも、パフォーマンス、それからメンテリティにおいてもチームを非常に活気づけてくれたと思っております。

Q:今シーズンを終えて、収穫と課題は?

まず、我々の規模のクラブというのはやはり、選手を育てて個々を伸ばして、それを束ねて勝っていく、その必要があると思います。その意味では1人1人、個々が、これは若い選手に限らずベテランも伸びてくれましたし、特に若い選手達はかなりゲームの中で揉まれて逞しさをつけてくれた。これは1つの収穫だと思っています。もう1つは、先ほど話したことに関連しますが、90分の試合でもすごくいい時と流れが苦しくなる時がある。それと同じようにシーズンというのも順風満帆なシーズンというのはあり得ないと思います。その苦しくなった時にしっかり自分たちで歩みを止めずに、ブレずにやっていく。その力を持てるかどうかというのは、非常に重要なところだと思うので、今シーズンいちばんの宝というのは、連勝していてた時より苦しい時、そこでブレずにしっかりと自分たちを高める、そういうメンタリティを見せてくれたこと、これが次のステップにつながった。ひょっとしたらこれが今シーズンのいちばんの収穫だったかなと思っています。あとはやはり、今日のゲームも勝点3に持っていくような流れ、本当に相手が苦しくなった時にとどめを刺せるか、あるいは結構流れがいいゲーム、流れをこちらが握っていて、それを引き分けてしまったり落としてしまったりと、個人の経験値プラス、チームとしての経験値というのを、選手を育てながら上げていく。これが次に向けての課題になっていくんじゃないかと思っています。

Q:監督ご自身は1シーズンやりきったという感覚でしょうか。それとも、もっとこうすればという部分があるでしょうか?

1つのゲームを終わっても、ひょっとしてこうしていたら…ということは常にゼロではないです。ただそれがどうだったかというのはまた別の問題で、いろんなことを試しながら、いろいろとやってきながらの1年で。今日の試合もそうだったんですけども、チーム全体として出し切ってくれたかなと思ってます。ただ、選手もコーチ陣もそうですが、満足というのはしたらおしまいなので、満足がないからこそ次に向かうエネルギーがあると思っています。

ハーフタイムコメント

・攻守の切替を早くしよう。

・セカンドボール争いで負けないようにしよう。

・ボールにしっかりとプレスをかけていこう。

長澤徹監督(岡山)

まず、この場を借りて、1年間、我々を応援してくださったサポーターのみなさま、支援してくださったスポンサー、本当に大きな力になって最後まで試合をすることができました。本当にありがとうございます。
試合の方は最後、しっかり勝ち点3を取ってできるだけ上の順位でという目標のもとにゲームに入りました。主導権をどのように取ろうかという部分と、ゲームプランとしては終盤に向けて自分たちのペースにできるような、それがアウェイであっても、そのようなゲームを組み立てれば勝機はあると思い、そういう準備をしてきました。主導権の取り方もマイボールのときと相手ボールのときとあるんですが、相手ボールのときはしっかり整備して、自分たちが組んだ陣形から、良い風景とか良いタイミングでボールをゲットできれば相手もやられている感が出てくるんではないかなと思い、前半はそれである程度、形はできていました。そのまま後半に入る手もあったんですが、主導権を取るために少し中盤の中を厚くしてボールを動かしながらということにチャレンジして、ゲームはうまく運んでいたんですけど、交代のときのセットプレーでやられてしまいました。熊本さんのセットプレーは十分に注意していたんですけど、交代選手のところのマーキングでズレがあったのが少し悔しく思っています。同時に我々もセットプレーがたくさんあったんですが、今シーズンの課題でもありましたけど、何とか1つ取れればと思ったんですがそういうわけではなく、ちょっとしたリスタートの流れのなかから下を向かずに、あの時間帯からゴールをこじ開け、さらにもう1本行くという姿勢を見せたのは、今シーズン選手たちが随分、成長したなという風にとらえています。
とはいえ、こういうゲームをしっかり勝ち切れるとか、最後、ポストにオシ(押谷)のシュートが当たって(外に)出ちゃったりとか、ああいう部分を内側に収めるというのは細かい作業の積み重ねとか、日々の生活のなかに隠されていると思うので、そういう意味で勝者のメンタリティ含め、勝ちに向けてしっかりと、また選手も集中していくことが大事ではないかと思っています。とはいえ、本当に我々、選手の価値を1人1人上げようということで臨んだシーズンでしたので、そういう意味では大きく進んでいる選手もいますし、全員が少しずつ積み上がって成長したと思います。それを勝利という形に結びつける私個人の力不足は少し感じていますが、その分、選手に助けられたシーズンでもありました。本当に彼らに感謝したいと思っています。
でも、最後はお互いにカオスの状態になって、あちらにもチャンス、こちらにもチャンスというなかで、見ていた人はすごくおもしろいゲームだったと思います。ベンチで見ている方はハラハラドキドキでしたけど、客観的に見て、フットボールをしっかりできていたと思います。

Q:シーズンを終えたばかりですが今季の手応えと課題は?

凡事徹底と言いますけども、本当に平凡なことをコツコツできるのが我々の強みであり、それが最終的には守備のソリッドさ、それに関しては大きく成長していますし、夏場に少し崩れたんですけど、終盤にかけて自分たちの適正な距離、適正なラインの高さを掴みとって、最後の紙一重の部分をきちっと見極めてディフェンスができるという部分に関しては、本当に大きく成長したんだと思います。同時に最後の7試合のなかで、引き分けが今日を入れて5つですね、そこの部分に関しては逆に、ゴール前の紙一重というところをまだ見極められていないということは、オートマチックさとか戦術的な部分で考えずに動けるレベルに持っていかなければ、最後の部分を埋めれていないので、そういう部分をもっともっと積み重ねていかなければならないなと思っています。とはいえ牛歩のごとくですけども、ちょっとずつ成長して終盤のように切り拓くとか、ボールを持って横に流すところまではいっているので。世界中の課題ではあるんですが、ゴールという部分を特定のストライカー、すごいストライカーを連れてきてどうにかするクラブではないので、本当にみんなの努力で少しずつ、その紙一重を見きれるようなことに挑戦していくことが必要だと思います。

Q:前節までは[3−5−2]、でしたが本来の[3−4−3]に戻して両ワイド、ボランチの選手も入れ替えました。その意図は?

熊本のゲームをずっと分析していて、ピボットの選手に時間を与えたり余裕を与えたりしてしまうとかなり主導権を取ってくるチームなので、われわれが元々持っていた、ピボットに入ってから潰すというよりはその前段階でプレッシャーをかけて、ピボットにボールを流させないという手段をするために、前を少し厚めに作りました。ただ、ゲームが進むにつれて確かにハマっていたんですけど、今度はマイボールのときのバランスは中盤、中でボールを一度置いて、最終的に外を使い切るという形の方が、お互いのシステムのひずみを考えると[3−4−3]で4バックと対峙したときにワイドが機能するかどうか。そのズレがきちんと機能するかどうかが重要なポイントだったので、その点に関しては終盤に向けてワイドがしっかりと機能していった分、チャンスも作れました。ただ、出て行った分、裏返しでピンチもあったんですが、意図的に勝負に行った場面なのでその部分のバランスに関してはあまり問題視していません。あそこで押し切って追いついてもう一つ、押し切るのがゲームのイメージだったんですが、そこが至らずというところです。

ハーフタイムコメント

・セットプレーの後のカウンターに注意すること。

・ここからもっとボールを動かしてどんどんシュートを打っていこう。

上村周平選手(熊本)

相手の圧力がかかっていたかは分からないですけど、自分ではそう感じていて結構後ろでつなぐ部分があったので、そこは後ろの選手に割り切って蹴っていいと言って、30分過ぎからは相手の背後を狙って、それが相手ボールになっても攻め込んでいけたので、もう少し早い段階でそれに気づけたらもっとやりやすかったのかなと思います。後半の入りや点を取るまでは自分たちの流れでできていたと思いますけど、先制した後は攻め込まれるシーンがあって。自分たちのチャンスがあった中で決めきれないといけない場面もあったし、そこは1人1人がもっと集中していかないといけないと思います。(シーズンを通しては成長できた感覚があるのでは?)まだまだやらなきゃいけないなという方が強いですし、やれた感触もありますけどもっとやらなきゃという方が大きいので、来年はトレーニングからもっと高い意識を持ってやっていかなきゃと思います。

清武功暉選手(熊本)

(先制につながった場面について)ロングスローもコーナーキックも武器なので、そこを今日また出せたのは良かった点だと思います。あまり合わせるというより、僕が蹴ったところに味方が走り込むので、だいたいあの辺という感じでした。(嶋田)慎太郎がディフェンスを前に引き連れてきていたのと、キーパーもかぶってくれたので良かったと思います。最後の方で勝ちきれない弱さだったり、手堅くできないというところがプレーオフに行けなかった理由だと思います。熊本に来て試合に出て、得点も取れて自信になったし、今日も横断幕を掲げてもらっていたし、本当にこのチームに来てよかったなと思います。途中から来た僕らをサポーターが支えてくれてチームにも馴染めたので、そのことにも感謝しています。得点が取れたのは成長だと思いますけど本当はもっと取りたかったし、今日もチャンスが2つあって決めきれなかったのが、最後の最後で響いたかなというのもあるので、もっと決めないといけないなと思います。

園田拓也選手(熊本)

最後に勝てなかったというのが…、悔しいですね。ずっと失点が続いていたし、それは守備としてもしっかりと反省しないといけないところで。その反面、点は取れているので、1点取ってもう1点取れればという。チャンスも作れているので、そういうところで決めきる力がもっとあればいいのかなと思います。前半戦が苦しかった分、後半に入って挽回はできましたけど、年間を通して後半戦のような戦いができれば、もっと上に絡んでいけると思いますし、それだけの力は皆持っていると思うので、同じことを繰り返さないように、来年はしっかりとスタートからいい戦いができればなと思います。

シュミット・ダニエル選手(熊本)

身体が反応して止めた場面があっても勝利につなげられなかったのは残念ですけど、プラスに捉えてまた頑張っていきたいなと思います。試合に出て経験を積めたのが今シーズンいちばんの収穫だし、練習でもシュートストップの部分は特に強化できたかなと思いますけど、もっとレベルアップしていければなと思います。プレーオフの話が出始めた頃から勝てなくなったのは、重圧に対しての慣れとか経験とか、そういうのがチームにも自分にも足りなかったのかなと。そういう試合で勝ちきる手堅さはどう強化していくのか分からないですけど、そこが足りなかったなと思います。

齊藤和樹選手(熊本)

自分のいるところにいいボールが来たなと思います。点が取れないで終わるのはだいぶ心残りだったので、最低限、点が取れて良かったなと思います。振り返ると、あそこで勝ち点取れていたのになとか、粘っていたら勝点3だったのにとか、そういうことが思い出されるので、ぎりぎりのところで勝ちきるとか、劣勢からでも引き分けて勝点を取っていくとか、チームとしての強さがもっと必要だと思います。自分も含めて、チャンスで決めきる力ももっと必要だと思いました。2ケタゴールに乗せてから、シーズン終盤までコンスタントに取れなかったのが、まだまだ甘いなと思いました。

岩政大樹選手(岡山)

(得点場面について?)GKが前に出てきていたので、触れば入ると思います。結果どうこうではなくて、最後まで自分たちで出し切ったということは良いことじゃないですか。勝ち切れないのは自分たちの力不足だということ。(シーズンを終えてチームの課題は?)誰が見ても点を取れていないということは明らか。チームとしてどう点を取っていくか。自分たちと同じようなタレントのチームでも、自分たちよりも点を取っているチームはある。セットプレーで取れていないというのもあるし、仕掛ける選手がいないので、そもそもセットプレーの数自体が少ないというのもある。うちは福岡のようにスーパーな外国人選手をお金をかけて取ってくるようなチームではないので。

伊藤大介選手(岡山)

この試合に限ったことではなくて、ゴール前での質、得点というのは今季の自分たちの課題。今日も最後のところでの精度が足りなかったと思います。チームとしてもそうですけど、個人個人がレベルアップしていかないといけない。個人的にも、千葉や大分のときはセットプレーで取れていたし、それがチームの武器でもあった。ただ、今年はなかなか取れなくてキッカーとしてそれでストレスに感じることも多かった。セットプレーで取れれば、こういう拮抗した試合でも楽に運べる。キッカーとして反省しないといけないところもあるし、そこはまたしっかり考えていきたい。シーズンの序盤のうちにセットプレーから取れていれば相手も警戒してきて、また違った形になっていたと思う。ただ、それができなかったし、今年はセットプレーで主導権を取るということができなかったなと思います。

〔J2第42節:熊本vs.岡山〕プレビュー

  • フェルト生地などを使って手作りした「なりきりロアッソ君」をかぶって「ホンモノ」と記念撮影
  • グルメブースでは、今年で7回目を迎えるサポーター主催のイベント「大忘望年祭」の協賛を募集中


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